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プレイステーション4 [ゲームレビュー]

「AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ」
「穢翼のユースティア」
「いけにえと雪のセツナ」
「オクトパストラベラー2」
「探偵撲滅」
「ディオフィールドクロニクル」
「デスエンドリクエスト」
「デスエンドリクエスト2」
「ニーアオートマタ」
「The Last of Us」
「レイジングループ」
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「タイトル」
メーカー・ジャンル

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R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ」
スパイク・チュンソフト・ADV
★ ★ ★
「AI:ソムニウムファイル」の続編。
前作から3ヶ月後、及び6年後が舞台で、登場人物が一部共通しているが、ストーリーは独立している。
システムは前作を踏襲しているが、イージーモードがあったり、クリア後は制限時間が撤廃されたり、いろいろプレイしやすくなっている。
ストーリーはかなり無茶なことを強引に成立させるためにかなりの空中技を使っているので、矛盾はないけれど何となく納得できない、という部分は残る。

「穢翼のユースティア」
オーガスト・ADV
★ ★ ★ ★
空中都市の最下層で暮らす青年が謎の少女を見つけたところから、空中都市の謎を追うことになる話。
システムはオーソドックスなADVで、選択肢により話が分岐する。
全部で6人のヒロインがいるが、個別ルートに入るとその時点でメインルートが途切れるため、謎が謎のまま終わってしまう。ただし、作中で発生する悲劇もまた起きないので、各エンドにも一長一短ある。
全ての謎が解明されるグランドヒロインルートの出来はかなりのもので、吸引力はかなりのものがあった。
元々PC18禁ソフトからの移植なので、作中からHシーンがごっそりカットされているというのもあり、おまけシナリオはややボリューム不足気味に見えた。

「いけにえと雪のセツナ」
スクウェア・エニックス・RPG
★ ★ ★
「クロノトリガー」の戦闘システムを踏襲し、往年のRPGの感覚でプレイできるという触れ込みの作品。
往年のRPGと言えば聞こえはいいが、システムには結構難があった。ダンジョンからすぐに脱出する方法がない、ノーセーブで1時間半くらい進めないといけない場所がある、戦闘から逃げるにはアイテムがいる、などなど。
世界の全てが雪に覆われていたり、音楽が全てピアノ曲だったり、という制作者のこだわりは感じられる。
ストーリーは王道ではあるが、最後にちょっとした捻りが入るところはよかった。その部分だけで評価の★を1つ上げたくらい。

「オクトパストラベラー2」
スクウェア・エニックス・RPG
★ ★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作の不満点のほとんどを解消してくる作りになっており、システム面での不満はランダムエンカウントがそのままだったことくらいだった。
今作では8人の仲間たちが全員ボイスありで参加するイベントがちゃんと用意されており、最終的に8人がラスボスに向かって行く流れは素晴らしかった。
8人それぞれの旅にもきちんと緩急がつけられており、ワンパターンではなくなっていた。
音楽も前作同様素晴らしかった。
ストーリー的には前作との繋がりはないので、この作品からプレイしても問題ない。

「ザンキゼロ」
スパイクチュンソフト・RPG
★ ★ ★
ガレキ島と呼ばれる拠点を中心とし、8人の仲間と共にサバイバルをしつつ廃墟探索を行っていく。
主人公たち8人はクローン人間で死んでもすぐに生き返ることができる代わりに、非常に打たれ弱くすぐ死ぬ。ただし、死因によって肉体の様々な部分が強化されて強くなっていく。
難易度は5段階用意されているが、難易度2でも頻繁に死ぬし、難易度4か5でないとレアアイテムをほぼドロップできないので、常に難易度を切り替えつつ進めていくことになる。
ストーリーはよくレーティングDで通ったな、と感じるレベルでえげつないものがいくつかあり、やや人を選ぶところはある。ただ、話としてはかなり良くできていて、エンディングに向かって行く流れは素晴らしい。
廃墟探索に関しては、主人公たちが幼年~老年を15日くらいの間隔で繰り返するので、年齢による持ち物の重量制限があったり、死ぬとその場にアイテムをばらまくので他の人が拾わないといけなかったり、幼年期は装備品だけでほぼ重量制限ギリギリになったり、いろいろストレスが溜まる。アイテム整理も面倒。
その他、ストレス・便意・スタミナの管理などなど、確かにサバイバルっぽいけど、それのせいでなかなか進められないなど、面倒だと感じる部分が多々ある。
もっと扱いやすいシステムだったら評価ももう少し高かった。

「新 サクラ大戦」
セガ・ADV+SLG
★ ★
太正29年が舞台となり、キャラを一新した帝国華撃団の物語。
前作までのキャラたちは、10年前の降魔大戦で1人を除いて全員犠牲になったことになっている。
前半のアドベンチャーパートでの好感度が後半の戦闘パートにパラメータとして反映される、というシステムは前作までと同様だったが、戦闘パートがシミュレーションではなくアクションになってしまったのは完全に失敗だったと思う。パラメータの反映がわかりにくい、なぜか2~3人で戦うことが多く花組全員で戦う場面が少ない、小さい足場の移動で落下を繰り返すのが面倒などなど、改悪でしかなかった。
キャラに関してはそこまで悪くないのだが、さくら以外の掘り下げが少なく、特に初穂に関してはほぼ掘り下げがなかった。最終的にヒロインを選んでからのストーリー差分が少なかったのもマイナス。
アドベンチャーパートの個別イベントはそれなりによかったが、移動で一々ロードが入ってブロマイド回収が面倒というのはあった。
他にも、フルボイスではない、オープニングと個別エンディング以外のアニメのクオリティが低め、クリア後にイベントスチルを見たり音楽が聴くことが出来ないなど、不満点は結構あった。
ストーリーに関しては、ボイスなしでも前作キャラを最後に全員出してくれればよかったのに、その前段階で話が終わってしまって、ラスボスも真のラスボスの手下ポジションキャラでガッカリした。

「ダンガンロンパV3」
スパイン・チュンソフト・ADV
★ ★
PSPで発売されたシリーズの続編。
クラス内で起きた殺人事件の犯人を学級裁判の中で特定していく、という流れは同じ。
学級裁判の中で新しいギミックがいろいろ追加されていて、その辺りは正当進化。
ゲームとして3作目で、前作まででこれ以上ないレベルのオチを使っていたというのもあり、今作のオチはある種の禁じ手だった。私としては全く納得できなかった。そのせいで、クリア後のおまけもやる気が一切起きなくなってしまったレベル。
最終話手前までは前作とほぼノリが同じでそれなりに楽しくプレイできていただけに、残念。

「探偵撲滅」
日本一ソフトウェア・ADV+SLG
★ ★ ★ ★
孤島に閉じ込められた14人の探偵たちが、その中に隠れた連続殺人犯を探す、という話。
序盤は「ダンガンロンパ」に非常に似ていると感じたが、中盤以降はキッチリこの作品としての個性が出てくる。
探索パートがターン制限付きのSLGになっているところは素晴らしく、この部分はとても楽しめた。
ただ、それ以外の部分でプレイヤーが介入できる部分がかなり少なく、基本的にボタンを押すだけで話が進み、推理パートですら犯人指定以外では3択なので、難易度は低めだった。
ストーリー自体はかなり楽しめたので、もっとストーリーに介入できれば評価も変わってきたと思う。

「ディオフィールドクロニクル」
スクウェア・エニックス・SLG
★ ★
中世ファンタジー世界を舞台にした戦記物。
戦闘はRTSで、それなりのエフェクトが付きつつ必殺技がサクサク出るので、割と楽しくプレイできる。難易度もあまり高くなく、調整もできる。
ただ、ストーリーは、おそらく設定自体はかなりしっかり作られているのだと思うのだが、その大半がダイジェストで進んでしまうのに加え、敵側のストーリーがほぼ語られないなどもあって、かなり中途半端。いろいろ謎が謎のまま話が終わってしまっているので、プレイするならそれなりの覚悟を。
また、キャラデザは素晴らしいのにモデリングが悪く、どうしてこのキャラデザからこのCGが生まれたんだ、という状態なので、ある意味パッケージ詐欺的な部分もある。

「テイルズ オブ アライズ」
バンダイナムコ・RPG
★ ★ ★ ★
テイルズシリーズ25周年記念作品。
プラットフォームがPS4以上になったことで、フィールド上から戦闘までデフォルメキャラではなくキャラデザ通りの7頭身3Dキャラが動き回り、エフェクトもかなり派手になっているのに処理落ちしない、というシステム周りは素晴らしい出来具合だった。
反面ストーリーは王道の範囲内のもので、細かく設定されているようで雑なところもあったのは残念だった。
全体的に恋愛要素が前面に押し出されているので、今までのシリーズとはまた違った雰囲気があった。
やり込み要素はそこまで多くないので、少し頑張ればトロコンも十分可能。
定価分くらいは十分遊べる。

「デスエンドリクエスト」
コンパイルハート・ADV+RPG
★ ★ ★
1年前に行方不明になった同僚がなぜか開発中止になったオンラインゲームにログインしているのが発見され、現実世界の主人公と協力してエンディングログアウトを目指す、という話。
ストーリー部分はADVで進み、ダンジョンはRPGで進むシステムで、比率としては7:3くらい。
ゲームの世界と現実世界を任意で切れ替えてそれぞれで話を進めていくのは単純に楽しく、戦闘システムもいろいろ粗は目立つものの、ストーリーをシステムに組み込んだ新しいものを作ろうとした気概みたいなのは感じられる作りだった。
ストーリーもなかなか凝っていて、ネタが枯渇している中で新しいものを生み出そうとした努力が見えるものだった。
マルチエンドではあるが、メインヒロイン以外の仲間キャラのエンディングがほぼ同内容だったのは残念。

「デスエンドリクエスト2」
コンパイルハート・ADV+RPG

上記作品の続編。
主人公は変更されているが、前作のキャラも登場する。
ADVとRPGで話が進むというのは前作と同様だが、前作は任意で切り替えができたのに今作はストーリー進行で切り替えるようになってしまっていた。
戦闘システムは完全に前作の流用で、ストーリーとの融合性が消えてきて残念。
同じダンジョンを何度も巡らされたり、百合展開が多かったり、そもそもストーリーがきちんと終わっていなかったり、登場人物の行動に一貫性がなかったり、とにかくツッコミどころが目立つ出来になっていた。
終わり方も前作と似たり寄ったりで前作ほど納得ができないなど、全てが前作を下回ってしまっていた。

「Detroit:Become Human」
クアンティックドリーム・ADV
★ ★ ★ ★
自動車産業が衰退した後にアンドロイド産業で復興したデトロイトの街が舞台。
自我に目覚めたアンドロイドによる事件が頻発するようになった街で、3体のアンドロイドが自分の生き方を模索していく。
とにかく分岐とフラグ管理が凄まじい作品で、フローチャートは最初から開示されている。チャプター1での行動がチャプター23で活きてくるというようなチャプターまたぎのフラグがとてつもない数用意されていて、フローチャートを100%埋めるのは至難の業。そのため、周回プレイも飽きない。
時間制限付きの選択肢が頻繁に発生するので、プレイしていて暇になることも少ない。
キャラクター映像は全てモーションキャプチャーで取り込まれているので、動きが自然に見える。
3人の中で誰かが死んでもストーリーは進行していき、それぞれの結末を迎えるというスタイルはPS3「HEAVY RAIN」と同じ流れを汲んでいる。
唯一の欠点は、ストーリースキップができないこと。チャプター5のフラグを変更してチャプター8の内容を変えたいなら、チャプター5→6→7→8とプレイしないといけない。せめてムービーシーンはスキップできるようにしてほしかった。

「ニーア レプリカント ver.1.22474487139...」
スクウェア・エニックス・A・RPG
★ ★ ★ ★
同名タイトルのPS3作品のリメイク。
グラフィックの向上、操作性の改善、全再録によるフルボイス化、新規エンディングの追加など、かなり手が加えられている。
リメイク作品だけあって、操作性などでの不満は全くなかった。
ストーリーは各所で心を抉ってくるので、プレイするにはそれなりの覚悟が必要。
また、それなりに難解で細かい説明がないので、プレイ後は考察サイトが必読になる。
全エンディングを見るには周回プレイが必要で、やり直しで何度も同じストーリーを見なければならないのが苦痛だった。

「ニーアオートマタ」
スクウェア・エニックス・A・RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作から数千年後の世界が舞台なので、基本的にストーリーは独立しているが、前作を知っていた方が話は楽しめる。
前作よりもアクション要素が強くなり、難易度を下げることで対応可能ではあるが、シューティング技術も必要になったのは少し困った。
フィールドはオープンワールドとなったが、移動範囲がさほど広くないのに移動が面倒だった印象もあった。
ストーリーは前作に続いて心を抉ってくるものがいくつも用意されていたり、全ての内容を知るには考察サイトが必須であったりするところは共通していたが、心に残るいいものだった。
周回プレイをする上でほぼ展開が被らないようになっていたところは評価したい。

「春ゆきてレトロチカ」
スクウェア・エニックス・ADV
★ ★ ★ ★
全実写フル動画ミステリーアドベンチャー。
今までにあった実写ミステリーは本来この形でやりたかったのだろう、というのが見える作品。ミステリードラマに入り込んでいる感覚でプレイできる。
問題編で出された手がかりを推理編でいろいろ組み合わせて仮説を立て、解決編で使っていく形は「TRICK×LOGIC」に近い感じだった。仮説は荒唐無稽なものから的を射たものまでバランス良く配置されているので、難易度は程よかった。推理は特に時間制限もなく、何度間違えても大丈夫なので、じっくり進められる。
ただ、操作方法が若干独特なので、それをつかむまでに10分くらいの戸惑いがあった。また、チュートリアルなどのシステム上の文字が小さくて読みにくいのが気になった。
ストーリー上、過去の事件は小説という形で伝えられていて、主人公が現代の知り合いを小説の登場人物に当てはめて脳内再生する、という設定なので、同じキャストでいろんな役をそれぞれ演じ分けている。これがいい具合に誰と誰が同一人物だというのを隠す効果があったりするので、上手い設定だな、と感じた。
総プレイ時間は20時間程度と短めだが、実写作品に抵抗がなく、ミステリ好きならプレイして損はない。

「人喰いの大鷲トリコ」
ソニー・ACT+ADV
★ ★ ★
どこかの洞窟奥深く、鎖に繋がれた大鷲と共に目覚めた少年が、大鷲と協力しつつその場所からの脱出を目指すことを目的としたゲーム。
与えられる情報が非常に少ないので、プレイ開始直後は何をやるべきかよくわからない。
脱出を目指すというよりも進める場所に進んでいくという感じなので、かなり終盤にならないと話の目的がわからないというのもあり、モチベーションの維持が大変だった。
操作性がよくなかったり、大鷲への指示が通りにくかったり、敵に対する攻撃手段が最終盤になるまでないなど、イライラポイントは多かった。
ただ、多くを語らないことでいろいろ想像できる世界観はわりとよかった。
謎解きの難易度は全体的に高めな印象だったが、詰まっているとヒントが出るので、そこまで足止めはされなかった。

「The Last of Us」
ノーティドッグ・ADV
★ ★ ★ ★ ★
人がゾンビ化するウィルスが蔓延した世界で、ウィルスに感染しても発症しないという少女を研究所まで連れて行く。
難易度は高めだが、イージーモードにすればエイムアシストもあるし、サイレントキルを利用すればアクションが苦手でもどうにかなる。敵も人間が相手なのか感染者が相手なのかで戦い方が変わり、いろんなパターンが用意されているので、飽きずに最後までプレイできる。
謎解きの難易度もいいバランスで、わからなければヒントが出るというのもあり、まず詰まることはない。
ストーリーはエンディングの解釈によって感じ方が変わって来るが、いろいろ考えさせられるもので、なかなかよかった。

「レイジングループ」
ケムコ・ADV
★ ★ ★ ★ ★
とある田舎の集落で人狼ゲームに巻き込まれた青年の話。
とにかくすごいと感じたのは、シナリオに穴がないこと。
全ルートクリア後に解放される暴露モードにより、あのときはどういう心情であのセリフを言っていたのか、裏で何が起こっていたのかなどが明らかになるので、2周目も楽しくプレイできる。
グラフィックがどう見ても1970年代くらいの絵に見えること、フルボイスではあるものの全体的に声優さんたちがそこまで上手くないことが気にはなるが、シナリオが完璧なのでこの評価。
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