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ワンダースワン [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「TERRORS2」
バンダイ・NOV
★ ★
3+1本のミステリーが楽しめるサウンドノベル。
数多くのアイドルを起用していることが売り物なので、ストーリーそのものの質はそれほど高くない。
1回読めばバッドエンドでも大体犯人が推測できてしまうし、アイドルのことを知らなければキャストにそれほどありがたみも感じられない。
ただ、電車の中で読むには最適で、いい暇つぶしになる。
また、1話1時間程度で読み終えられるので気軽に楽しめる。
その分、コストパフォーマンスは高めだが。


「半熟英雄」
スクウェア・SLG
★ ★
FC、SFCと移植されてきた作品のWS移植作。
リアルタイムシミュレーションで、ゲームバランスは結構シビア。
私としては、数として考えられる兵士の存在、死んでもさして影響のない将軍の存在など、キャラ1人1人に
思い入れを持てなかったのが嫌だった。
また、くだらないギャグも私の感性に合わなかった。
SFCと比べて新規追加エッグモンスターなどの追加要素はあるが、基本的には同内容らしい。
本当にこの作品に思い入れのある人なら楽しめるかもしれない。


「FINAL FANTASY」
スクウェア・RPG
★ ★
FFシリーズの原点、FCソフト「FINAL FANTASY」の移植作。
もとがFCのRPG初期作だけあって、現在のRPGと比べてヒントが少なく主人公たちに人格がない。
街の人のほんのささいなことまで気を止めていないと、どこに進んでいいのかすぐにわからなくなる。
ストーリーは王道的なものだが、ヒントがないのにやたらと長い伏線があったり、主人公たちに感情移入できなかったり、と悪い意味で古さが目立ってしまったのが残念だった。


「FINAL FANTASY2」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★
FCソフト「ファイナルファンタジー2」を移植・リメイクした作品。
これこそがFFシリーズの原点とも言える作品だと思えた。
主人公たちがしゃべり、ストーリーもしっかりしているし、古臭さも感じなかった。
システムはレベルという概念がなく、攻撃したりダメージを受けることで成長するところが面白く、はまってしまった。
このハードを持っているなら1度はプレイしてみることをお勧めする。
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Wii [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

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R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「ドラゴンクエストソード~仮面の女王と鏡の塔~」
スクウェア・エニックス・A・RPG
★ ★
Wiiリモコンを剣に見立てて敵を倒していく。
剣で敵を切るのは単純に爽快感があってよいのだが、ダンジョンが基本的に1本道で、出てくる敵の数も種類もほぼ固定(メタル系のみランダム)、ストーリー自体10時間程度で終わるくらい短いので、いまひとつな印象だった。
やりこみ要素はあるものの、基本的に同じダンジョンを巡るだけで、飽きるのも早い。


「428~封鎖された渋谷で~」
セガ・ADV+NOV
★ ★ ★ ★ ★
4/28の渋谷を舞台に5人の主人公たちの行動が複雑に絡み合い、1つの終わりに導いていく話。
SS「街」の続編という位置づけで考えて問題ない話で、ストーリーの吸引力はかなりのもの。
システムも扱いやすく初心者でもやりやすくなっている。
写真の見せ方、効果音の使い方など、上手いと思わせる演出が多いのもよい。
おまけシナリオとして、TYPE-MOON制作のものやサウンドノベルシリーズおなじみの我孫子武丸さんが脚本を書いているものもあり、ストーリーでゲームを見る人なら確実に買って損はしない作品。
総プレイ時間が25時間くらい、とやや短めなのが残念。
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セガサターン [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

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R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「アンジェリーク Special」
光栄・SLG
★ ★ ★ ★
「アンジェリーク」のSS移植版。乙女ゲームの先駆者的存在。
アニメーションが豊富で、親密度が上がると文字だけのセリフが声優さんの声に変化するところなど感動できて、楽しくプレイできる。
ただ、アニメーションが多くなり声優さんがたくさん話す分、ほとんどの画面切り替えのときにロード時間がつきまとうので、それがもどかしく感じられてしまう。
育成の度に入るムービーがカットできないのも周回プレイにはきつい。


「アンジェリーク Special2」
光栄・SLG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作と比べるとかなりシステム的に改善された部分が見受けられ、好感が持てる。
キャラが大きめになって表情がわかるようになったこと、セリフシーンで今まで顔だけだったものが上半身まで表示されることによって表情が豊かになったことなど、とてもありがたい。
また、前作で気になった育成時の無駄なアニメもなくなり、ロード時間もさほど気にならなくなった。
1つ気になるのは、アニメでキャラが遠くにいるときに輪郭がぼやけること。アップのシーンは問題ないのだが。


「EVE burst error」
シーズウェア・ADV
★ ★ ★ ★
2人の主人公を同時にプレイして、2つの別のストーリーが相関関係を持ちつつ次第に1つになるマルチサイトシステムを採用したアドベンチャー。
ストーリーはよく練り込まれていて、意外性も強くかなりよい。1つ文句をつけるとすれば、最初に犯人の名前を入力するときに、その後の映像を見ることなく犯人が特定できるほどの伏線があればよかった。
グラフィックはきれいだが、キャラの口が一切動かなく、表情もほとんど変化しないので、紙芝居を見ているようであるのが残念。欲を言えば、もっと尺の長いアニメがほしかった。


「EVE The Lost One」
シーズウェア・ADV
★ ★
マルチサイトシステムの第3弾で上記作品の続編。
グラフィック、アニメなどはきれいでADVとしてはいい出来だと思うのだが、シナリオライターが前作と違うのでストーリーがさほどよくない。同人誌的な雰囲気がある。
マルチサイトシステムにしても、CDの切り替えタイミングがわかりやすすぎて、ゲーム性が前作ほど高くない。
選択コマンドもほぼ必要最低限のものしか用意されていないのは残念だった。
また、注意すべきことは前作のネタバレオンパレードであることと、前作から引き続いて登場しているゲストキャラの説明不足。前作を知らない場合はプレイしない方がよいし、決してハッピーエンドではないので、前作を知っていても前作ラストの雰囲気を崩したくない人もまたプレイしない方がよい。


「エネミー・ゼロ」
WARP・ADV
★ ★ ★
巨大宇宙船内で見えない敵を音で聞き分けて倒していく。
敵を倒すための銃はエネルギー銃なので、一定時間パワーをためないと発射できなく、ためすぎてもいけないのでなかなか難しい。
また、セーブとロード回数が限られているために最後の方まで進んだのに、初めからやり直さなければならなくもなる。
ストーリーは意外性があってよいのだが、少々説得力に乏しい感じがする。


「グランディア」
ゲームアーツ・RPG
★ ★ ★ ★ ★
RPGとしては王道を行く作品で、ストーリーは1本道。
スペシャルステージとしておまけダンジョンが3つ用意されているものの、そこを探す以外で行く場所がわからなくなることはまずない。
クリアまで50時間以上かかるゲームだが、それを感じさせないほどストーリーの吸引力は強い。最初はただの明るい冒険活劇のように見えるが、プレイ時間が45時間を超えたくらいから山場が用意されているので、それまでストーリーが全て前振りであったように、そこでストーリーの本当の良さがわかる。
エンディングも感動できるものだった。
システム面に関しては、文句の付け所がなかった。
リアルタイムバトルを採用した戦闘は、攻撃がヒットすれば敵の行動を遅らせたりすることができたり、敵味方全て入力待ち状態になったら時間が早く経過するなど、実際に戦っている雰囲気がよく出ていてストレスを感じることはなかった。
また、敵がフィールド上で歩いているのが見えるので無理に戦闘をしなくても良いし、同じダンジョンにいる限り1度倒した敵は2度と出現しないので、敵を一掃してからダンジョンで宝箱をじっくり探すことが出来るのも良かった。
キャラの成長に関しても、総合レベルの他に使うごとに武器や魔法が強化されていくので、育てがいもあった。
唯一の欠点は、ある程度レベルを上げてしまえば、ボス戦でも一切ダメージを受けることなく勝ててしまうところか。


「クリスマスナイツ」
SEGA・ACT
★ ★ ★ ★
SSを買ったときにおまけとしてついてきたソフト。
SSソフト「ナイツ」の一部をクリスマスバージョンにしてあるのだが、ちゃんとしたストーリーができていて、オープニングからエンディングまでも用意されている。
これをプレイするとナイツもプレイしたくなる。
おまけもいろいろと付いていて、ただでもらえたことがとてもうれしかった。


「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」
elf・ADV
★ ★ ★ ★
様々な並列世界を体験して、その謎を解いていくアドベンチャー。
A.D.M.S.(アダムス)というストーリー分岐をマップとして見ることができるシステムがあるので、普通のコマンド選択方式のアドベンチャーよりもよりゲーム性が高い。新しい道を通ると音が鳴ったり、分岐が近いと知らせてくれたりするので、とても進めやすい。
分岐が埋まっていく満足感を味わえるので、飽きることなくプレイできる。
これほどまでシステムとストーリーが融合した作品は早々ない。
ストーリーはよく作り込まれていてかなりよい。少々難解ではあるが、何度も説明してくれるので最終的には理解できる。タイトルに込められた意味が分かったときには感動できる。
グラフィックはきれいなのだが、瞬きがあって口が動かないのでは物足りない。アニメも所々にはあるが時間も短く質もよくないので、もっと長くするかいっそのことなかった方が清々しい感じがする。
また、アダムスが終了した後のストーリーで、最長で2時間程度ノーセーブで進めなければならない部分があるのには困った。もっと頻繁にセーブポイントを作って欲しかった。


「サウンドノベル 街」
チュンソフト・NOV
★ ★ ★ ★
チュンソフト制作のサウンドノベル第3弾。渋谷の街を舞台に、8人の主人公たちを操作してそれぞれを幸せにしてあげる。
さすがはサウンドノベルの原点である会社だけあって、効果音やBGMの使い方が上手。文章の流れやムービーの入れ方もいい。
ストーリーも面白いが、完結しても何の解決にもなっていない話や決して幸せになっているとは思えない話もあるのは減点。また、新しいシステムを導入した結果として、前作まで多量にあったストーリーに関係のない無駄な選択肢が減ってしまったことが残念。
8人の主人公の全ての行動を把握しつつエンディングに導いていく流れはゲーム性が強くてよかった。


「サクラ大戦」
SEGA・ADV+SLG
★ ★ ★ ★ ★
大正時代をベースにした架空の年代である太正時代を舞台に、帝都の平和を守るために組織された帝国歌劇団・花組(女性6人と主人公の男性で計7人)が悪と戦う話。
今までのSLGとは少し違うゲーム性で、アドベンチャーパートでの花組隊員たちとの接し方で隊員の信頼度が変化し、それが戦闘パートに反映される。よって、信頼度で個々の戦闘力が変化するので戦いに勝ったからといってレベルアップはしない。
ゲームを通して信頼度が1番高い女の子とエンディングになるマルチエンディングだが、メインヒロインのさくら以外のエンディングはムービー短めで少々残念。
1回クリアするとミニゲームの花札が楽しめたり、ゲーム中のムービーシーンが見られたりするので、いつまでも遊べる。これで花札を覚えたという人も多いくらい、花札はよくできている。
ストーリーはテレビアニメ仕立てで面白く、意外性もあってよい。
また、アニメーションやポリゴンの完成度が高くとてもよい。


「サクラ大戦2」
SEGA・ADV+SLG
★ ★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
新キャラが花組に2人加わり、その他脇役も充実している。
システムも進化して、前作以上にのめり込めるし、クリア後のお楽しみも増えた。
戦闘パートで戦略性が上がったのもいいし、難易度も丁度よい。
ストーリーは先が読めてしまうのが残念だが、魅力は十分あるし、途中に戦闘パートのない話を入れてくれたのはうれしかった。
グラフィックもさすがだが、必殺技ムービーのポリゴンが少々弱い。後は文句なし。
長く遊べる。


「サクラ大戦 帝撃グラフ」
SEGA・ETC
★ ★ ★
サクラ大戦シリーズのファンソフト。
番外編のストーリーとミニゲームが収録されている他、内容の濃い用語集や画集、クイズなどがある。
番外編のストーリーは信頼度によって劇の役が変わるので、何度も遊べる。
ミニゲームは何と言っても花札。味方の全キャラと対戦出来るのがいい。
ファンならば十分に楽しめる内容。ただし、グラフィックはやや弱め。


「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」
SEGA・ADV
★ ★
TVシリーズの8話から12話の間に起こった番外編をゲームにした作品。
しかし、ゲーム性はほとんどない。ストーリー分岐も後半の1ヶ所のみで、ゲームをしているというより、OVAを見ているという印象。
けれども、OVAと割り切っても性格設定のずれが感じられたり、ムービーが少なかったりするので、プレイしていて微妙な感じにはなってしまった。フルボイスであることと画質が高いことが救いの作品。


「デザイア」
シーズウェア・ADV
★ ★ ★ ★
マルチサイトシステムアドベンチャーの第2弾。ただし、シナリオはEVEよりも先にできていたもの。また、Disc2枚組であるが、ストーリーの関係上2枚にわけただけで実際には1枚分の容量。
システムは前作で不満であった部分が解消されて、進化している。
ストーリーは意外性が強くて、最後は泣ける。たくさんの伏線が張られているので、それを確かめるために2回目をプレイするのもいい。
しかし、ゲームとして見たとき、ストーリーが進むにつれてゲーム的要素がなくなってしまったのは残念。
Disc2はゲームではない。


「七ツ風の島物語」
エニックス・ADV
★ ★ ★ ★
失われた物語を完成させるというのがゲームの目的。
主人公・ガープ博士のとった行動がそのまま絵本になって章末に読み返すことができる。
監督の雨宮氏が何十年も暖めた構想で作られたストーリーだけあって、完成度が高くとても感動できる。
グラフィックもきれいで、個性的なキャラや世界観もいい。
虫集めなどののめり込める要素もある。
気になるのは、ストーリーがすごく詰まりやすいことと、ロード時間は気にならないものの目的の場所への移動が面倒なこと。気が短い人がプレイすると、すぐに投げ出してしまう可能性がある。


「MYST」
サンソフト・ADV

本の世界に閉じこめられた主人公を操作し、謎の島を探検してその島の謎を解くという世界的に有名な作品。
このゲームはユーザーを選ぶ。
ヒントが少なく、回りくどいやり方で謎を解いていくことに情熱を感じられる人には向いているが、移動が面倒で謎解きに詰まるとすぐに攻略本などに頼ってしまう私のようなタイプには向いていなかった。
グラフィックもきれいでムービーは感動できるくらいすごいものだが、難しすぎて途中で投げてしまった。


「リアルサウンド~風のリグレット~」
WARP・ADV
★ ★ ★
映像が全くなく、音声のみでプレイするという異色の作品。
テレビではなく、ステレオにつないでプレイすることも可能。
ストーリーは恋愛もので、あまり好きなジャンルではなかったのだが、それなりに面白くプレイできた。
ただ、ストーリーに意外性をつけているつもりなのだろうが、中盤で先が読めてしまった。
しかしながら、音声のみであるということにも関わらず、「そんな怒った顔しないで。」「手を振り上げないで。」など、実際では違和感のあるドラマCDっぽいセリフの表現がなかったことには好感が持てた。
マルチエンディングを採用してはいるが、Disc4を抜かして選択肢をいろいろ変えてもストーリーにほとんど変化がなく、スキップ機能もなく、分岐も少ないので1度聞いたことのあるシーンをただ聞いている時間が長いことなど、セカンドプレイ以降はかなりの苦痛を強いられる。
また、出演しているのは声優ではないので、序盤のセリフ回しは正直下手だと感じたが、終盤くらいになると気にならなくなっていた。


「リンダキューブ 完全版」
アスキー・RPG
★ ★ ★ ★
ある期間内で決められた数のつがいの動物を集め、箱船に登録することを目的にしたRPG。
PCエンジン、PSでそれぞれ発売された同名タイトルソフトにトライアルモードとサントラが追加してある。
シナリオは3+1本用意されていて、同じ登場人物の平行世界を楽しめる。
動物を集めながらそれぞれのストーリーが進行していくので、動物集めに飽きることはない。その3本のストーリーは、どれもよくできている。
動物を捕まえる方法は戦って弱らせるだけでなく、罠を仕掛けたりオークションで買ったりすることもできる。最終的につがいになっていればいいということで、その辺りの自由度の高さには感心させられた。
また、動物と戦うときにダメージを与えすぎると動物が飛び散ってしまって捕まえることができないなど、戦いの駆け引きが楽しい。
かなり質が高く長いアニメがある一方、フィールドのグラフィックが弱く、動物もグロテスクなものが多い。リメイクするのであれば、そこも直してほしかった。


「ルナ~シルバースターストーリー~」
角川書店・RPG
★ ★ ★ ★
非常にオーソドックスで王道を行くRPG。
戦闘にややシミュレーション要素はあるものの、基本はRPG。
一人の少年が少女を助けるために旅をする、というこれもまたRPGの王道的なストーリー設定だが、かなり練り込まれていて、一本道でも十分引き付けられる。
全長40分超のアニメは画面が小さいものの、かなり質が高い。できれば、エンディングのスタッフロールの
後にもう少し長いアニメを入れてほしかった。
戦闘シーンにおいて、用意されている魔法は少ないが、必要最低限のものはあるので特に気にならない。キャラのHP表示が小さく、やや見にくいのが欠点。
ゲーム全体を通して、ロード時間が長いのがテンポを悪くしている。
読み込みに平均6~7秒かかるのは、いくらなんでも長すぎる。


「ルナ2~エターナルブルー~」
角川書店・RPG
★ ★ ★
上記作品の続編。時代設定が前作の数百年後となっている。
ストーリーは相変わらずの一本道で、王道的な内容。ただし、主人公のキャラが弱いので、終盤のストーリーの盛り上げについていけないところがあった。エンディングを迎えた後で更にストーリーが続いて行く手法は良かったのだが。
アニメは全画面表示となって画質も良く、前作の倍以上収録されているので、アニメを見るために進めたくもなった。
しかし、アニメ以外の部分は前作と比べて進化が見られなかった。
長いロード時間、見えていてもほとんど回避不可能な敵、この辺りをもっと調整して欲しかった。
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プレイステーションポータブル [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「アナタヲユルサナイ」
AQインタラクティブ・ADV
★ ★
PSPを縦にしてプレイするノベルゲーム。
PSPが縦になることによるメリットはほとんどなく、とにかくプレイしにくかった。
基本的に肩が凝るし、主に左手を使うことによるストレスも大きかった。
また、ボイスなしなのにメッセージスピードを調整できないのは、メッセージスピードが全体的に遅いというのもあって辛かった。
ストーリーはオムニバスに見えて、実は全て繋がっている。
その仕様のためか、ストーリーは1本道でバッドエンドもわかりやすい。バッドエンドをコンプリートしても新規ストーリーなどはなく、ボリューム的にはいまひとつだった。
ストーリーそのものはそこまでハッピーエンドとして終わらないので、好みが分かれるところか。


「俺の屍を越えてゆけ」
アルファシステム・RPG
★ ★ ★ ★
PSソフトのリメイク作品で、様々な追加要素やバランス調整がされている。
世代交代RPGと謳われているゲームで、主人公の一族は最長2年で死んでしまう。そのため、戦闘メンバーが同じになることは数少なく、キャラを入れ替わり立ち替わりさせつつ強化していくことになる。
また、非常に自由度の高いゲームで、ラスボス撃破までの道程は子孫を絶やさないでいれば、その間何をしていてもいい。いつラスボスに挑んでもいいし、どのダンジョンに入ってもいいし、どんな進め方でも極端なことさえしなければキッチリクリアできるようになっている。
その辺りが非常に新鮮で楽しめたし、ストーリーも一筋縄でいかないものとなっていてよかった。
唯一の欠点は、術のエフェクトが微妙に長いこと。後半の雑魚敵で術を連発されるとかなりイライラさせられた。


「コープスパーティ ブラッドカバー リピーティッドフィアー」
5pb.(チームグリグリ)・ADV
★ ★ ★
同人ゲームの移植版で、呪われた廃小学校からの脱出を目指す。
難易度は高く、油断したら死ぬという触れ込みではあるが、油断しなくても死ぬ。
用意されているバッドエンドも多いので、コンプリートを目指すなら攻略ページ必須となる。
シナリオの出来はかなり良く、先が気になる吸引力がある。
グラフィックはSFC並だが、チビキャラ達はよく動くし、かなり描き込まれているので、十分怖い。
反面、非常にバグの多いゲームで、後半になるに連れフリーズは増えるし、取り返しのつかないところでセーブしてしまった時のやり直しもつらい。
音声がフルボイス仕様なのはいいが、頻繁に読み込みが入るのでテンポが悪く、画面切り替え時は数秒操作を受け付けなくなるので、プレイしていてイライラすることが多かった。
シナリオがいいだけに、システム面をもっと作り込んでほしかった。


「スーパーダンガンロンパ2」
スパイク・チュンソフト・ADV
★ ★ ★ ★ ★
「ダンガンロンパ」(下記参照)の続編。
舞台を閉鎖された学校から常夏の島に移し、そこで起こる殺人事件を容疑者全員による学級裁判で解決していく。
システムは前作を進化させた形になっていて、アクション性がより高くなり、その分難易度の幅もスキル設定の自由度が上がって、より広くなったと感じた。
推理の難易度も前作より高くなった印象で、結末が読みにくくなっていた。
ストーリーは序盤こそ前作とは独立した作りだったが、終盤になるに連れ前作との絡みが強くなり、最終章は前作を知らないと話がわからないくらいのレベルなので、前作プレイは必須。
その分、前作の謎もここで全て解明されるので、前作をプレイしたのならプレイすべき作品となっている。
また、今作はおまけもかなり充実していて、クリア後もかなり遊べてよかった。


「タイムトラベラーズ」
レベルファイブ・ADV
★ ★ ★
5人の主人公を操作し、バッドエンドを回避させつつストーリーを進める。
「街」「428」と同タイプのゲームで、発売元は違えど制作者は同じ。
難易度はかなり優しく設定されていて、5人の主人公を本当に自由に動かせるようになるのは物語のかなり後半になってから。
なので、本来のゲームの良さを失わせている感じがした。
PSP版以外にもPSVita版、3DS版とマルチプラットフォームで発売されているが、PSP版についてはブラックアウトからのフリーズが頻発し、グラフィックも粗いのであまりお勧めできない。
ストーリーに関しては相変わらずよい出来で、読後感もよかった。


「ダンガンロンパ」
スパイク・チュンソフト・ADV
★ ★ ★ ★ ★
閉鎖空間で起こる殺人事件を、容疑者全員で学級裁判を開き、解決していく推理物。
学級裁判では様々なアクション要素が取り入れられており、スピード感も相まってものすごく吸引力が強い作りになっている。
話そのものにも上手く伏線が張られており、話の流れが上手いと感じることが多かった。
難易度も3段階から選べるのに加え、スキルの設定によりかなり自由に変化が付けられるのがよかった。
グラフィックはわざとチープ感が出るようにしているのか、ややとっつきにくい感じがするところだけが残念。慣れるとこれが味だと思えるようになる。
学級裁判は有名声優さんたちによるフルボイス仕様なので、非常に豪華だと感じるし、出来も凄くいい。


「どこでもいっしょ」
ソニー・ETC
★ ★ ★
PS「どこでもいっしょ」の移植作品。
5人のポケピから1人選び、言葉を教えたりして会話を楽しむ形式は前作と同様。
PSはポケステがないと遊べなかったが、こちらはソフトのみでOK。
ゲーム画面上でお出かけしたり、部屋の模様替えが自由に行えたり、ポケピ間で教えた言葉が継承されたり、会話ロジックが増えたり、と正当な進化もしている。
ただし、PS版と半分くらいは会話ロジックが同じだったり、ポケピとある程度会話をしないと日時が進んでいかないなど、単純にクリアだけしたいときはやや不便な形となった。
PS版をやり込んでいると飽きも早い。


「.hack//Link」
バンダイナムコ・RPG
★ ★
.hack//シリーズの集大成という位置付けのソフト。
しかし、前作、前々作とはシステムをガラッと変えていて、別物のゲームのようになっていた。
仲間を1人しか連れて行けない、ダンジョンが自動生成ではないなど、ネットワークゲームをプレイしている雰囲気が薄くなり、ダンジョンも敵もパターンが非常に少なく、展開がワンパターン。
戦闘はそれなりに面白かったが、必殺技のムービーがカットできない、ミスをしていないのにコンポが途切れるなどストレスが溜まる要因もいくつかあった。
ストーリーは全シリーズの総集編的な部分があり、漫画や小説などの全シリーズのストーリーが出てくるところは一長一短。
基本的に同じストーリーを追体験する仕様なので、このシリーズが好きだった人ほどストーリーを既に知ってしまっている形になっている。
声優さんをオリジナルキャストで起用しているなど、ツボを押さえている部分もあるのだが、出来栄えはいまひとつだった。


「TRICK×LOGIC」
ソニー(チュンソフト)・ADV
★ ★ ★ ★
短編の推理小説を読み、トリックや犯人を推理するゲーム。
参加している作家さんは我孫子武丸さん、有栖川有栖さん、綾辻行人さんなど、有名どころも多い。
ソフトの販売方式が少し変わっていて、「TRICK×LOGIC Season1」にシナリオが途中まで収録されていて、残りはダウンロードするか「TRICK×LOGIC Season2」を買うかのどちらかになる。
ゲーム上の制約があって推理する幅は制限されてしまうが、タイトルの通りトリックや犯人を理詰めで考えていくので、推理していく上での理不尽さはあまり感じなかった。
6~7割推理できればクリアできたり、逆にトリックがわかっているのにゲーム中に選択肢が出てこないなどはあるが。
また、推理小説を解くのとは別にゲーム内での話も進行するが、この声優さんたちが声優未経験の人が多く、かなりの大根で、聞くのが苦痛だった。
フルボイス仕様でなかったのがせめてもの救い。


「モンスターハンターポータブルG」
カプコン・ACT
★ ★ ★ ★
とある村を拠点にしてモンスターを倒し、獲得した素材を売ってお金を手に入れたり、装備に加工してより強いモンスターに挑んだり、という自給自足生活を営むゲーム。
敵のHPは見ることができず、弱り方を見ておおよそのダメージを推測したり、モンスターを倒す以外にも、釣り・採掘・虫取りなどなどの採集生活を楽しんだり、と本当に自給自足の狩猟生活をしている雰囲気がかなりいい。
単純にキャラを育てれば敵に勝てるわけではないので、アクションが苦手だと中盤の飛龍戦で詰まることもある。
やや敷居は高め。
また、終盤になればなるほどアイテムがかさむのにアイテムボックスからアイテムが溢れるのと、ロード時間が長いのは辛かった。


「モンスターハンターポータブル2ndG」
カプコン・ACT
★ ★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
基本的なシステムは前作と同様で、新しいフィールドやモンスターが多数追加されている。
前作で不便に感じたところにはほぼ全て手が加えられ、より快適にプレイできるように改良されている。
正にかゆい所に手が届く状態。
ロード時間もメディアインストールをすることにより短くなるようになっている。
システムが改良され、クエスト数が増えたことで、前作よりも手詰まりになってしまう状態が少なくなり、間口は広がってはいるが、難易度が高いものも多数用意されていて長く遊べる。


「モンスターハンターポータブル3rd」
カプコン・ACT
★ ★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
基本的な部分は前作と同様だが、フィールドやモンスターはほぼ一新され、既存モンスターにも新モーションが多数追加されている。
そのため、前作をやり込んだ人にも新鮮さがあり、いきなり作業的になることはない。
また、武器モーションもかなり変更されているので、前作に慣れている人は最初戸惑うかもしれない。
システムは前作をさらに扱いやすくした作りになっていて、いろいろ改良されているということもあり、快適にプレイできる。
ただし、難易度はやや高め。前作をプレイしたことがなく、基本的にソロプレイだと最後まで進めるのにかなり苦労する。
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ニンテンドー64 [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「スーパーマリオ64」
任天堂・ACT
★ ★ ★ ★
人気アクションゲームのマリオシリーズの初の箱庭型3Dアクション。
盗まれた120枚のスターを集めていく。
簡単なところからだんだん難しくなっていき、自然にテクニックが身に付いていく。頭を使わないとスターをもらえないところもあるのはなかなかいい。
3Dアクションの王道をまっしぐら、とても楽しませてくれる。
唯一の難点は、ジュゲムがマリオを撮影していて、その画面をプレイヤーが見ているという設定なので、見やすい視点を勝手に変えられて一々変更するのがもどかしく感じられてしまうところ。


「ゼルダの伝説 時のオカリナ」
任天堂・A・RPG
★ ★ ★ ★ ★
ものすごくバランスの良さを感じさせてくれるゲーム。
時間の経過からダンジョンの謎解き、ボスとの戦い方、ミニゲームまで簡単過ぎるということも難しすぎるというところもない。
謎解きは慣れるまでは少し難しいが、コツがわかれば解く楽しさを十分味わえる。
ストーリーは単純ながら最後まで楽しめるもので、エンディングも感動できる。
グラフィックは通常画面とムービーとの間に全く差がないので、画面のつながり方がきれいでよい。
その他の音楽、セリフまわし、文句の付け所がなかった。


「ヨッシーストーリー」
任天堂・ACT
★ ★ ★ ★
赤ちゃんヨッシーが主役の2D(というより2.5D)アクションゲーム。
赤ちゃんヨッシーがとにかくかわいい。また、世界観も絵本の世界で手作りの雰囲気があってよい。全体的
に柔らかい雰囲気で、女の子向け。
操作性や難易度など、マリオシリーズのアクションだけあって難しすぎず丁度よい。
難点を上げるとすれば、用意されているステージが24しかなく、1ステージで遊べる回数も少ないこと。せめてこの5割増くらいはほしい。


「ワンダープロジェクトJ2」
エニックス・ADV
★ ★ ★ ★ ★
インターフェースロボ「バード」を操作して、ギジンのジョゼットとコミュニケーションをとって挨拶など25項目を教えていく。
ジョゼットは人工知能AI以上の人工人格が搭載されており、自分で考え行動し、成長していく。
ジョゼットとの接し方を変えることによって、ジョゼットはいろいろな性格に変化する。
クリアまでのプレイ時間自体は短いが、ストーリーを無視してジョゼットと遊びまくることも可能。
ストーリーはラストがやや都合よく見えるが、泣かせてくれるいいストーリー。
ジョゼットは好奇心旺盛なのでこちらが何もしないでいると、いろいろなアクションをしたり質問してきたりするのでいつまでも飽きずにプレイできる。音楽もいい。
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ゲームキューブ [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△


「スーパーマリオ サンシャイン」
任天堂・ACT
★ ★ ★ ★ ★
アクションゲームとして非常にバランスの取れている作品。
前作「スーパーマリオ64」と基本は同じで、集めるものがスターからシャインに変わっただけなのだが、シャインを取るためのヒントの出し方、ストーリー性など、かなり改善されている。
前作の唯一の不満点だった視点の変更も自由にできるようになっていたのもうれしい。
ポンプアクションも楽しく、最後まで飽きずにプレイできる。


「ソウルキャリバー2」
ナムコ・ACT
★ ★ ★ ★
アーケード版の移植作品だが、家庭用に多くのモードが追加されており、極めるとなるとかなりのボリュームになる。
しかし、ストーリーモードでのストーリーはほぼ意味がなく、単純に特定の条件下で戦っているだけになってしまうのが残念。
また、ボリュームはあるものの、中盤以降は作業的になってしまうため、飽きも早い。
マルチプラットフォームで発売され、ハードにより追加キャラが違う。私はリンクが使いたかったのでこのハードにした。
グラフィックはきれいでキャラの動きも滑らかだが、前作ほどの感動はなかった。


「ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル」
スクウェア・エニックス・A・RPG
★ ★ ★
FFシリーズの流れを汲むアクションRPG。
操作や謎解きはわりと簡単で、初心者でも入りやすく作られている。
絵本のような世界観で、プレイしながら癒される感じはするが、ストーリーは淡白で20時間かからずにクリアできる。
また、多人数プレイを前提に作られているところがあるので、一人でプレイしていると進むのに苦労するところもある。
多人数プレイをする機会がない人には、可もなく不可もなくの作品になってしまっている。
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ゲームボーイアドバンス [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△


「黄金の太陽 開かれし封印」
CAMELOT・RPG
★ ★ ★
非常にオーソドックスなRPG。
グラフィックはSFC並でかなり作り込んであり、携帯ゲームとしては最高レベル。
システムはオーソドックスながらも楽しめる作りで、エンカウント率が低めなところもあって苦痛に感じるところはなかった。
また、謎解きも適度なレベルでバランスが非常にいいと感じた。
しかし、ストーリーもオーソドックスで、感情移入がほとんど出来なかった。
登場キャラが主役から脇役まで弱いキャラばかりで特徴がなく、そのせいでストーリーもなかなか頭に入ってこなかった。
続編前提の作りであることもあり、この作品1本だけでは楽しみきれないところがあった。


「黄金の太陽 失われし時代」
CAMELOT・RPG
★ ★ ★
上記作品の続編。
ストーリー上もつながっており、前作のデータを引き継ぐことも出来るので、作りとしては完全に前作を知っている人向け。
システムは前作とほぼ同様だが、戦闘のテンポのよさや必殺技のエフェクトの見事さ、謎解きのバランスなど、非常に扱いやすかった。
ストーリーは前作よりもわかりやすかったが、やはり吸引力不足なところがあり、さらには終わり方も中途半端に見える ので、試しに買ってみるのはお勧めしない。


「逆転裁判」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
裁判を扱ったゲームで、証言の矛盾を指摘して裁判で無罪を勝ち取る。
ストーリーに強引なところがあるものの、テンポはよく、キャラも立っているので最後まで一気に進められる。
グラフィックはきれいで、アニメのパターンは少ないものの演出の仕方がよく、飽きさせない。
全4話とボリューム不足気味ではあるが、買って損はしない。


「逆転裁判2」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作からおなじみのキャラが数多く出演し、前作からのファンには馴染みやすい内容となっている。反面、前作のエピソードを知らないと話がつかみにくい部分もある。
もう少し前作との絡みは薄くてもよかったかもしれない。
システムとして、前作では話を進めることのみの目的で存在していた探偵パートで、秘密を持つ人の心の鍵を解いてその話を聞き出す「サイコ・ロック」システムが追加され、よりゲームらしさが出ていてよかった。
グラフィックは前作からの使い回しも多いが、出来はよかった。
前作をプレイした人ならかなり楽しめるはず。


「逆転裁判3」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
新システムの追加はないものの、基本がしっかりしているので安心してプレイできる。
謎解きの難易度は上がっているが、わからないことはないレベル。
ただ、前作以上にこれまでのシリーズとのつながりが強く、ネタバレギリギリの情報も出てしまっている。
前作をプレイしている人なら十分に楽しめる作りだが、プレイしていないのであれば、まずは前作からプレイすることをお勧めする。
話として1~3できれいに終わっているので、まとめてプレイするとなおいい。


「タクティクスオウガ外伝」
クエスト・SLG+RPG
★ ★ ★
SFC「タクティクスオウガ」の外伝だが、本編を知らなくてもプレイできる。
ストーリーは短いながらもわりとよく出来ていて、本編を知っている人でも文句ない作り。
ただし、エンディングの意味を理解するには本編の概要を知らないといけない。
システムはSFCのものを継承していて、シンプルだが奥が深い。
しかしながら、戦闘シーンの1動作1動作全てに確認メッセージがあり、剣で戦うにしても魔法を使うにしても1つのエフェクトが長すぎてテンポが非常に悪い。
携帯ゲームでこれだけテンポが悪いと、どこでプレイしていてもキリが悪い。


「ファイアーエムブレム 封印の剣」
任天堂・SLG+RPG
★ ★ ★
シリーズ特有のユニットが死んだら即リセット、セーブはマップクリア時のみ、という中盤までの難易度の高さは相 変わらず。シリーズの正当な進化系。
しかし、登場キャラとストーリーが同シリーズの「紋章の謎」と非常によく似ており、新鮮味がなかった。
グラフィックはSFCと同レベルではあるが、特に問題なし。


「ファイアーエムブレム 烈火の剣」
任天堂・SLG+RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編で、時代的には20年前の世界が舞台。
今作品では主人公が3人おり、それぞれが主役の話が用意されている。
そのうちの2人、リン編・エリウッド編の難易度は低く、従来のシリーズのファンには物足りないくらいだが、ヘクトル編はそこそこの難易度があり、やり応えがある。
グラフィックはほぼ前作の使い回しだが、1枚絵が多用されており、本来グラフィックを楽しむゲームでもないので、あまり気にならない。
ストーリーの出来は前作よりも大幅によくなっており、前作を知らなくても楽しめる。


「ファイアーエムブレム 聖魔の光石」
任天堂・SLG+RPG
★ ★
上記作品の続編だが、世界観のつながりはない。
今作品は主人公が2人用意されていて、ストーリーも分岐する。
ストーリーは決して悪くはないが、両方を見ないと全体像が把握できないのは少々辛い。片方だけだと謎が残る部分が多い。
難易度も最初から選べるようになっていて間口は広くなっているが、従来のファンからすると難易度が「むずかしい」でもぬるいくらい。
また、エクストラマップの追加によってユニットが育て放題になったことにより、難易度が一気に落ちてしまっているのが残念。更には、隠しキャラが多いことでストーリー上で仲間になるユニットが減り、全体的に下級職が不足している。
追加要素のほとんどが難易度を下げるためのものばかりで、出来具合は微妙に見えた。


「FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE」
スクウェア・SLG+RPG
★ ★ ★ ★ ★
FFシリーズのSLG第2弾作品。
前作とはシステムを大幅に変えており、よりプレイしやすくなっている。
仲間も固定キャラは2名だけで特殊ジョブもないため、より多くのキャラを育成できるようになった。
戦闘のテンポもよく、ランダム戦闘も敵の姿が見えることで回避可能となり、戦闘に一定の規制を加えるロウシステムに よって、戦闘も単調にならずに済んでいる。
アイテム所持数に制限があり、特殊アイテムを捨ててしまってクエストがクリアできない事態に陥ることがことだけが残念。
ストーリーは前作と比べるとかなり軽い感じになったが、前作よりも納得できる終わり方で、ストーリーに関して文句の付け所はなかった。


「ボクらの太陽」
コナミ・A・RPG
★ ★
カートリッジにセンサーが取り付けられており、本物の太陽の光を利用してプレイする、という斬新なシステムを採用した作品。
実際プレイしていると、太陽の光を受けなければならないことが足かせにもなるのだが、太陽があればいいというわけでもなく、太陽の光を蓄積しておくこともできるので、その辺りのフォローはしっかりしている。
しかし、10時間足らずでクリアできてしまい、ストーリーも単純で説得力に欠ける内容だった。
また、太陽の光を利用する、という以外のシステム面に関して、斜めに走りにくいなどの欠点があり、マイナス部分が目立った。


「MOTHER3」
任天堂・RPG
★ ★
マザーシリーズ最終作。
一度開発が中止された後復活した作品なので思い入れもあった分、出来具合にガッカリしてしまった。
序盤はお金の概念がなく、回復はアイテム頼りなのに持ち物制限があるなど、昔のRPGだな、という印象。
お金が使えるようになっても中盤以降は金余り状態。ドラムロール式のHPなど、前作に引き続きいい部分もあるのだが、いまひとつだった。
ストーリーもあまり吸引力がなく、ラスボス初登場時に正体が丸わかりなど、もう少しどうにかならなかったものか、と思ってしまった。
個人的には、どせいさんをもっと多めに登場させてほしかった。


「マリオ&ルイージRPG」
任天堂・A・RPG
★ ★ ★ ★ ★
アクションのイメージが強いマリオシリーズのRPGなので少し毛色が違う感じもする作品だが、実際にプレイしてみるとマリオシリーズのアクションとRPGが上手く融合しており、非常にバランスのいい作品になっていた。
他のシリーズでは影の薄いルイージが上手く活かされており、王道ながらも楽しめるストーリーだった。
アクション要素の入った戦闘には飽きさせない工夫があり、ミニゲームも豊富で、謎解きも程よい難易度だった。
お勧めの1本。


「Riviera-約束の地リヴィエラ-」
STING・RPG
★ ★ ★ ★
WSの同名ソフトを移植した作品。
移植作品ではあるものの、古臭さは一切なく、システムもグラフィックも十分通用する。
ゲーム中は随所に飽きさせない工夫がしてあり、いつでも緊張感を持ってプレイできる。
ただ、ストーリーはパッケージの裏に書いてあるものほど凝った作りではなく、案外単純。
あまり考えさせられる展開ではなかったのがちょっと残念。
20時間もあればクリアできるが、あまり短かったという印象はなかった。


「ルナ レジェンド」
メディア・リンクス・RPG
★ ★ ★
「ルナ~シルバースターストーリー~」のリメイク作品で、携帯用にムービーがなくなった代わりにイベントが一新されている。
ムービーがなくともイベント絵が豊富でチビキャラたちもよく動くので、安っぽくなったイメージはない。
リメイク前の作品をプレイした人でも楽しめる。
システムも携帯用に改善されており、扱い易かった。
しかし、隠しダンジョンを含めて15時間程度でクリア可能で、リメイク前の作品から削除されたイベントも多く、全体的なゲームの長さはかなり短くなっていたのが残念。
また、ゲーム時間が短い代わりにエンカウント率がかなり高くなっており、ダンジョンの探索が苦痛になってしまった。
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ゲームボーイ [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
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ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「サクラ大戦GB」
メディアファクトリー・ADV
★ ★ ★
SSソフト「サクラ大戦」の外伝。
主人公が帝国華撃団・花組に体験入隊する、という設定。
ストーリーに無理はなく、外伝として十分成り立つ内容だった。シリーズのファンであれば問題なく楽しめる。
1回のクリアが2時間強と手軽で繰り返し遊べる仕様だが、全体的に単調なので3回以上プレイするのは少々きつい。おまけは程よい多さ。
グラフィックはGBとしてはかなりきれいで、キャラがデフォルメされていることもなく、違和感はなかった。

「スターオーシャン ブルースフィア」
エニックス・RPG
★ ★
PSソフト「スターオーシャン セカンドストーリー」の続編で、前作の2年後が舞台。
プレイしていてまず気になるのが、グラフィックの弱さと統一性のなさ。途中でキャラデザが変更になったせいで、戦闘シーンとイベントシーンとでキャラのグラフィックが明らかに違っており、かなりの違和感があった。
システムは戦闘で得られたスキルポイントを好きなキャラに好きなだけ割り振れるので自由度は高いが、成長の仕方を間違えると終盤で全く使えないキャラが出来上がってしまう。
ラスボスが凶悪なこともあり、成長を間違ったキャラだとまず勝てないところがきつかった。
また、序盤で全くお金が手に入らないこと、総プレイ時間が携帯ゲームのわりに40時間以上かかること、セーブデータが1つしか作れないこと、など他にも気になる点が多かった。
前作のファンでもプレイしない方がよいかもしれない。
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ニンテンドーDS [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△


「赤ちゃんはどこからくるの?」
セガ・ACT
★ ★ ★
「君のためなら死ねる」(下記参照)の続編。
作りは本当に正当続編いえるもので、ミニゲームの数を増やしつつ、前作の不満点をなくしている。
反面、新しい要素がないに等しく、これ以上の続編は危険だな、と思ってしまう内容でもあった。
ストーリーも前作と少しだけつながっているため、できることなら前作からプレイしたほうがよいと思う。


「アルカイックシールドヒート」
ミストウォーカー・SLG+RPG
★ ★
3人1組になって戦うシミュレーションRPGで、マップはシミュレーション、戦闘はRPGという感じ。
ストーリーはかなりオーソドックスな作りで、特に驚く部分も感動する部分もなく、残念。
難易度はかなり低く、レベル上げなしでサクサク進めるが、シミュレーションとしてもRPGとしても中途半端で、戦略性も低い。
仲間の職業が7種類と少なく、途中離脱・復帰キャラが多いのも微妙。
ムービーがDSにしては頑張っていて、コマンドの文字が小さい割には押し間違いが少なく、反応もいいという部分はいいのだが、それ以外は褒める点がない。
戦闘シーンのもっさりしたモーション、カットできない必殺技ムービーなど、イライラする部分も多かった。


「ウィッシュルーム」
任天堂・ADV
★ ★ ★
オーソドックスな探索型ADVで、閉じられた世界(このゲームではホテル)を歩き回って情報を集め、謎解きをしていく。
所々詰まるところはあるものの難易度はさほど高くなく、あまりストレスを感じることなくプレイできる。
ストーリーはわりとよくできているとは感じたが、続編を意識したような作りで、謎のまま終わっている部分もある。また、偶然居合わせたにしては登場人物たちの関係が強く、作為的なもの感じてしまうのが残念。
なお、「DSでミステリー」という謳い文句ではあるが、殺人事件が起こるわけではないので、その辺りを期待していると裏切られる。
グラフィックは白黒の絵を上手く動かしていて、この作品独特の雰囲気を出していたのはよかった。


「おさわり探偵 小沢里奈」
Beeworks・ADV
★ ★
オーソドックスなマウスクリック型ADV。気になるところをタッチして話を進めていく。
ヒントは全体的に少なめで、わりと詰まりやすい。詰まったらとりあえず片っ端からタッチして話を進めるところも含めて、システムが90年代並に古いと感じた。
タイトルに「探偵」とあるが、扱う事件は「盗まれた夢を取り戻してほしい」などファンタジー色が強く、謎解きに関しても理詰めではないので、探偵物を期待すると裏切られる。
グラフィックは割と癖が強く、ガイコツにしか見えないモブキャラなど微妙な感じ。
唯一、探偵助手のなめこがかわいい、ということだけよかった。


「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 里奈は見た!いや、見てない。」
Beeworks・ADV
★ ★
上記作品の続編。
基本的にはマイナーチェンジ版といった感じで、前作の難点がやや改善され、新キャラ追加などボリュームも増えている。
操作する場所が町内だけに限られていた前作とは違い、特定のシナリオのみ行ける場所があったり、おまけシナリオで前作からの出来事や本編を補完する内容が含まれていたのはよかった。理不尽だと感じるアイテムの使用場所などもかなり少なくなっていた。
反面、あまり感情移入できないキャラばかりなのは前作と同様で、点数を上げるほどの要素がなかったのは残念。
なめこは相変わらずかわいい。


「押忍!闘え!応援団」
任天堂・ACT
★ ★ ★ ★
様々な悩みを抱える人を応援して成功に導く、というストーリー付きのリズムアクションゲーム。
ノリはスペースチャンネル5に近く、なんでも応援で解決する、という強引な展開も勢いでアリになってしまう。
タッチペンを利用した新しいリズムアクションは楽しいのだが、収録曲数自体は少なめ。これで曲が倍あれば文句なく★5をつけていた。


「きみのためなら死ねる」
セガ・ACT
★ ★ ★
街で女の子に一目惚れした青年が、女の子の気を引くために様々なパフォーマンスに挑戦する、というミニゲーム集。
ストーリーはいい意味でバカバカしく、素直に楽しめる展開。
ボリュームはさほどないが、やりこみ要素はある。
本体と同時発売のソフトなので、タッチペンの練習用として最適と思われる。


「逆転裁判-蘇る逆転-」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
GBA「逆転裁判」+1話の移植作品。
前半4話の移植部分は基本的にGBA版と同じで、DSになったことで若干操作性がよくなっている、というレベル。
しかし、追加シナリオの第5話はボリュームたっぷりで、容量追加もあってムービーも多用されている。
システム面でもいろいろと追加があり、この第5話をプレイ するためだけにソフトを買ってもいい、と思えた。
惜しいと思うのは、第5話で追加されたシステムを1話から使えたら、ということ。


「逆転裁判4」
カプコン・ADV
★ ★
GBA「逆転裁判」の続編。
ここから主役が交代いるが、前作までのキャラも登場する。
知らなくてもプレイできるが、プレイしておいた方が話をより理解できる。
ただ、前作までのキャラが出てくることに対しては中途半端な印象があり、交代した主人公もライバルキャラもいまひとつキャラが弱い。
物語の吸引力はあるが、放置された伏線があったり、明らかに無理な犯行があったり、と穴も目立った。
新しい「みぬきシステム」はよかったが、科学捜査に関してはやらされてる感が強かった。
前作までが良作だっただけに、残念。


「逆転検事」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
「逆転裁判」シリーズのスピンオフ作品。御剣検事が主人公。
裁判所が舞台ではなく、事件現場で推理していく形になっているが、証言の矛盾を突いていくところなどのシステムは共通している。
ゲームの時系列上「3」から1ヶ月後の設定で、おなじみのキャラが多数登場する。
誰が何を思ってこのゲームを買うのか、というのを制作者はよくわかっている、と感じられる作りで、シリーズファンなら確実に楽しめる仕様。
シナリオのボリュームもなかなかで、吸引力もかなりのものだった。
シリーズファンなら確実に買って損はしない。


「逆転検事2」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作から2週間後という舞台設定で、短期間に事件が頻発するのは前作と同様。
ただ、全ての事件が繋がっているので、そこまで都合のよさはなく、シナリオは概ね満足のいくものだった。
シリーズおなじみのキャラが数多く登場するのも前作同様だが、新キャラが少ないだけに、新キャラだと死ぬか真犯人かどちらかに割り振られることが多く、新キャラはもう少し多くしてほしかった。
新たなライバルキャラである一柳と水鏡のキャラは好みが分かれるところ。私はあまり好きになれなかった。
相手が隠している秘密を聞き出す「ロジックチェス」は、「逆転裁判」の「サイコ・ロック」と一線を画す作りになっていてよかった。


「極限脱出 9時間9人9の扉」
チュンソフト・ADV
★ ★ ★
誘拐され、9時間後に沈没する客船に閉じ込められた9人が、誘拐犯により脱出ゲームを強いられる。船内の謎解きをしつつ、9人は脱出を目指す。
選択肢や謎解きをした場所によって展開が変わり、マルチエンディングとなる。
そのため周回プレイ必須で、しかも脱出パートはショートカットはできるものの基本的に何度も同じ仕掛けを解かないといけないので、それはかなり苦痛だった。
話もあえて続編に向けて謎を謎のまま残している部分もあり、叙述トリックは素晴らしかったが、消化不良に終わったのは残念。
謎解きの難易度は割と易しめで、詰まるところはなかった。もう少し難しくてもよかったと思う。
プレイ時間は割と短めで、脱出パートも9ヶ所と少し少なく感じた。


「GHOST TRICK」
カプコン・ADV
★ ★ ★ ★
死んで魂だけの状態となり、記憶を失った主人公が、物に取りつき操ることができる死者のチカラを手に入れ、様々な人の死を回避しながら自身の記憶を探し求める、というストーリー。
物に取りついて操ることを主体とした珍しいシステムで、それがストーリーと非常に上手く融合している。
難易度も簡単すぎず難しすぎず、何とか自力で解けるレベルに調整されているのが素晴らしい。
グラフィックは一見するとDSにしては弱いかな……と感じるが、登場人物たちがぬるぬるとよく動き、その動きがあるからこそ、このシステムが実現できたのだと思われるので、途中からは気にならなくなった。
唯一欠点があるとすれば、タッチペンで操作するには画面に表示されるコマンドが少々小さいこと。
反応が悪かったり、誤操作してしまうことがたまにあった。


「さわるメイドインワリオ」
任天堂・ACT
★ ★
画面をタッチしたり息を吹きかけたりしてクリアする大量のミニゲームが収録されている作品。
瞬間的な判断力が要求されるゲームが多く、空いた時間などにちょっと楽しむのに向いている。
一応ストーリー仕立てになっており、ストーリーをクリアする毎にミニゲームが増えていくが、このストーリーはかなり子供向けで肌に合わなかった。
全体的に見ると、よくできたゲームだとは思うのだが。


「DSパズラー」
TDK・PZL
★ ★
ナンバープレース、お絵かきロジックがそれぞれ500問ずつ収録されている。
出題された問題を解いていくトレーニングモードと、ひたすらパズルを解いていくフリーモードがあるが、実際に遊ぶのはフリーモードがメイン。
目標タイムが設定されているが、目標タイムより短かったら何かあるというわけでもなく、ただの指針と化しているのは残念。
問題も最初から500問全て見えているので、解いた問題数に合わせて解放されていくシステムだったらよかったのに、と感じた。
また、お絵かきロジックは20×20の問題もあるが、最高難易度の問題が15×15なのでやや物足りない。
お絵かきロジックがモノクロだけでなく、3色カラーまであるのはよかった。


「ドラゴンクエスト9」
スクウェア・エニックス・RPG
★ ★ ★
オンラインゲームを想定したような雰囲気のあるドラクエ。
メインシナリオよりも、クリア後のやり込みの方がメインになっている感じで、200時間くらいは軽く遊べる。
ただ、印象自体はものすごく薄く、メインシナリオも王道過ぎて微妙。
また、すれ違い通信でもらえる宝の地図の効果が非常に大きいため、全国的にプレイ人数が多いときにプレイしないとやり込みにさらに時間がかかってしまう。
アレンジされた転職システムはわりといいと思えた。


「NEWスーパーマリオブラザーズ」
任天堂・ACT
★ ★ ★ ★ ★
FCでスーパーマリオブラザーズが出て以来、様々なハードで続編が出たが、これが1番正当進化した続編だな、と感じた作品。
ただクリアするだけなら難易度はさほど高くなく、クリアまでさほど時間もかからないので、ゲーム初心者でも軽くクリアできる。
しかし、極めようとするとそれなりの難易度になっており、やり尽くすまでにはアクションゲームとして見ると、相当な時間がかかる。
なので、非常に間口の広い作品で、万人に勧められる作品。
とりあえずDSだけ買ってみたときはセットで買ってもいいくらい。


「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
任天堂・ETC
★ ★ ★ ★
東北大学の川嶋教授監修の脳を鍛える様々なトレーニングをタッチペンや音声を使ってクリアしていく。
タッチペンがないとできないトレーニングが多く、DSでなければできない、というところに大きな魅力がある。
トレーニングも数分間で終わるものばかりで、ちょっとした時間でできるのもいい。
タイトルにあるように、大人(20歳以上)向け。


「ピクロスDS」
任天堂・PZL
★ ★ ★
お絵かきロジックをひたすら解いていくゲームだが、よりゲームらしくしようといろいろなところに工夫がある点がよかった。低レベルの問題を解くと高レベルの問題が解放されたり、タッチペンを使ったミニゲームが収録されていたりする。
問題数も350問程度あり、更にダウンロードで500問追加できて、難易度も20×25まであり、やり応えがある。
ただ、早解きなどの毎日記録を残す部分の出来は簡単すぎていまひとつだった。


「FINAL FANTASY 3」
スクウェア・エニックス・RPG
★ ★
FCで発売された同名ソフトのリメイク。
リメイク作品ではあるが、良くも悪くも昔のゲーム、という感じで、ストーリーはオーソドックスでシステムは不親切なところも多い。
各種ジョブを選んで成長させる自由度は高いが、隠し通路などが多すぎてコンプリートを目指すなら攻略ページなどが必須。
3Dで描き直されたキャラはかわいらしくていいが、オープニング以外にムービーがなく、やや物足りなかった。
通信機能を利用して手紙をやり取りすることができるが、それをしないとサブイベントが進まず、隠し要素が出ないのはやめてほしかった。
バグも多めで、昔を懐かしむ人以外にはお勧めできない。
プレイ時間も30時間かからず、短め。


「FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE2」
スクウェア・エニックス・SLG+RPG
★ ★ ★
GBAで発売されたソフトの続編で、前作やFF12などとも多少関係のあるストーリーになっている。
システムは前作の不満点を解消する作りになっており、タッチペンを使用しない作りも、これはこれでいいと
感じた。
クエストをすべてクリアするには100時間は必要というボリュームの多さは魅力だが、メインストーリーは希薄でサブクエストの多さもあって、印象には残りにくい。
クエストも中盤以降は作業に近い。


「メテオス」
任天堂・PZL
★ ★ ★
落ちてくる星を3つそろえて打ち上げるパズルゲーム。
タッチペンがないとできないパズルゲームとして作ら れているのは好感が持てる。
これを移植するのはちょっと難しいと思う。
やり込み要素もあり、ゲーム自体の出来はいいと思うが、ストーリーがとってつけたようで、ないほうがいいと思うレベルだったのが残念。
また、世間で言われるほど面白いと思えなかったので、評価を高く出来なかった。


「マリオ&ルイージRPG2」
任天堂・ACT+RPG
★ ★
GBA「マリオ&ルイージRPG」の続編。
操作キャラとしてマリオ・ルイージの他にべビィマリオ・べビィルイージが追加され、全体的なアクションも増えているので、一見正当進化しているように見える。
しかし、ストーリーは15時間程度でクリアできるほど短く、そこまで捻りのあるものでもない。
ミニゲームなどのおまけ要素も少なく、GBAに比べて容量が増えているはずなのに……と思ってしまう。
前作をプレイしていない人なら、それなりに楽しめると思うが、前作と比べるとどうしても劣っていると思ってしまう。


「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」
任天堂・ETC
★ ★ ★ ★
前作よりパワーアップした作りになっており、トレーニングの数も多く、やりこみ具合が増した印象。
しっかり進化しているので、前作を楽しめた人なら間違いなく楽しめる。
また、前作をプレイしなくてもすんなりゲームに入れるのもいい。


「やわらかあたま塾」
任天堂・ETC
★ ★ ★
知能テストのようなミニゲームが収録された作品。
簡単そうに見えて意外と難しい問題が多く、はまれる。
上記「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が大人向けなのに対し、こちらは全年齢向け。
脳テストにはやや時間がかかるものの、トレーニングは気軽に出来る。


「レイトン教授と不思議な町」
レベルファイブ・ADV
★ ★ ★ ★
捻った計算問題、言葉遊び、パズル……といった頭の体操のような問題のナゾトキをしながらストーリーを進めていく、というゲーム。
ナゾの難易度は簡単なものから難しいものまで幅広く、結構楽しめた。
反面、答えに納得のいかないものもあり、唯一そこが引っ掛かった。
グラフィックやムービーはDSにしてはかなり頑張っている方で、物語の雰囲気とも合っていてよかった。
ただ、プロの声優さんを使っていないので、声についてはちょっと聞いていてきつい部分もあった。
音楽はすごくよかった。


「レイトン教授と悪魔の箱」
レベルファイブ・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
ボリュームなどは前作+αくらいであまり変わらず、システムもほぼ同じで、全体的にはマイナーチェンジ版といった印象があった。
ただ、ストーリーは最後納得できない部分はあったものの、前作よりも濃いものになっていたのはよかった。
ナゾトキについては選択問題と意地悪な問題が増え、1回で当てるには難しけど、わからなければ全選択肢を順番に選ぶなど、続けていればいつかは解けるようになっていた。
そういう意味では、難易度がより幅広くなったように感じた。
声優さんについては、前作から引き続き出演しているキャラはよくなっているが、今作だけのゲストキャラはちょっと聞くに堪えないと感じることもあった。


「レイトン教授と最後の時間旅行」
レベルファイブ・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前々作→前作のときよりも作り込んでいる印象で、背景が動くようになったり、ムービー以外でもキャラがしゃべるようになったり、細かく進化させている感じがよかった。
ナゾトキは再び直接入力問題が増え、バランスを調整している感じがした。また、ヒントも前作までの3ヒントに加え、ほぼ答えの出ているスペシャルヒントも加わり、攻略ページなしで進めるようになっていたのはよかった。
ストーリーに関しては、伏線とエンディングの切なさが素晴らしく、過去最高の出来。
これで声優さんが素人でなければ……というのが悔やまれる。
今作でファーストシーズンが終了しているが、含みのある終わり方だったことだけが残念。


「レイトン教授と魔神の笛」
レベルファイブ・ADV
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
本作からセカンドシーズンに突入し、時系列的には「不思議な町」の前、レイトンとルークの出会いの物語が描かれている。
パッケージの煽りで「全てを一新」とあるが、ゲーム内容的には前作のマイナーチェンジ版といった感じで、違うところと言えばゲーム中にミニゲームが追加されたくらいで、プレイ中の印象はあまり変化がなかった。
ナゾトキの難易度は前作と同レベル、問題数は少し増えたくらいで、この辺りの問題数とレベルに落ち着いたのかな、と感じた。
ストーリーは、「最後の時間旅行」の出来がよかっただけに、悪くはないけれど、比べると見劣りする。
これまでの作品とやや展開が被っているところもあり、ネタ切れか?、とも少し感じた。
100時間遊べるという触れ込みのおまけRPG「ロンドンライフ」は、確かに100時間遊べるかもしれないが、ビックリするくらいつまらないお使いゲー。あくまでおまけとしてなら許せるレベル。別売りだったり有料だったりしたら、お金返してほしいくらいのものだが、くり返すがあくまで無料のおまけなので、それについて文句を言っても仕方ない。
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同人ゲーム [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

「うみねこのなく頃に」
07th Expansion・NOV
★ ★ ★
「ひぐらしのなく頃に」同様、選択肢のないノベルゲーム。
今作のテーマは「全ての殺人事件や密室について、人間による犯行が可能かどうか?」を推理すること。
一見して人間には犯行不可能に見える事件が多く、それ以外にも暗号なども出てくるので、推理する項目は多い。
推理するためのヒントはかなり出されているが、解答そのものは続編「散」に記されているので、プレイするなら続編前提で。
登場人物は非常に多いが、個性もあるのですんなり覚えられる。
グラフィックは基本的に「ひぐらしのなく頃に」と同様だが、音楽は主題歌が付いているなど、それなりにパワーアップしている。
少し変った推理物を楽しみたい人にお勧め。


「うみねこのなく頃に 散」
07th Expansion・NOV
★ ★ ★
上記作品の解答編。
ただし、タイトルに解答的な意味が含まれていないところからもわかるように、全ての謎解きが記されているわけではないところに注意が必要。
ほとんどの謎について推理可能なヒントは出されているが、そこから更に考えていかなければならないものも多く、解答は70%くらいしか示されていないように感じた。
全ての正しい解答が知りたいなら、コミカライズ版を読んだ方がいい。


「うみねこのなく頃に 翼」
07th Expansion・NOV
★ ★ ★
上記作品の番外編。
イベントなどで配布されたショートストーリーを15本まとめたもの。
少なくともEpisode6までプレイしていないと、見たことのないキャラを見ることになってしまうので、注意が必要。
話は全て概ね10~20分程度で読み終わるので、サクサクプレイできる。
話自体起承転結がしっかりしていてオチが効いているものも多く、割と楽しめた。
本編を知っているなら買って損はしない。


「月姫」
TYPE-MOON・NOV
★ ★ ★ ★
アニメになったり漫画になったり、アンソロジーも山ほど出ている超有名作品。
2000年発売のソフトではあるが、私がプレイしたのは2007年で、発売からそれなりの期間が経過していたが、古臭さを全く感じさせないストーリーで、確かにこれなら絶賛されるな、と感じた。
ただ、世界観が広い作品なので、プレイヤーが頭を使って話を補完していかないといけない部分もあり、ついて来れる人だけついて来い、という部分も見受けられた。
システムについてはフリーソフトが使用されているということもあり、こういう機能があったらな、と感じる部分もあったが同人ソフトでここまでのクオリティがあれば十分かとも思う。唯一、キャラの立ち絵が切り替わるところで数秒待たされるのがイライラしたので、そこだけはもっとサクサク進んでほしいと思った。
ともかくも、やはりこれだけのものが同人ソフトだったということには驚かされる。


「月姫 PLUS」
TYPE-MOON・NOV
★ ★ ★
上記作品のおまけソフト。
メインとなるおまけシナリオは短いものだが、販売促進用に作成されたプロトタイプのものや、設定資料も入っており、これだけ入っていれば内容的には十分だろう、と感じるものだった。
おまけシナリオもよく出来ていて、楽しめた。


「歌月十夜」
TYPE-MOON・NOV
★ ★ ★
「月姫」のお祭りソフトとして制作されたものだが、内容的には結構濃いもので、攻略にも時間がかかるし、文章量もかなりのもの。
難易度はかなり高く、CGコンプリートを目指すなら攻略法を見るのは必須。
ストーリーは本編+10本の短編で構成されており、読み応えがあった。
ただ、10本の短編のうち3本は投稿作で、他の短編に比べると見劣りしてしまう感じがしてしまったのが残念。
システムは前作とほぼ同じだったが、立ち絵は前作のものと書き下ろしたものが混合されていて、明らかに顔が違うな、と感じる部分もあったのが残念。


「天に高く 地に深く」
nuko・NOV
★ ★
ゲームではなく、ノベルソフトとして発売された作品。
絵に惹かれて買った作品であるだけに、全編に渡って絵はかなりきれいで私好み。
ただ、内容はというと可もなく不可もなく。
決してつまらなくはないが、文章に吸引力がなく、単純な小説であったら途中で挫折していたかもしれない。
人物設定はわりとよく出来ているが、時代背景の必然性が薄い。
同人レベルではよく出来ているとは思うが、いまひとつだった。


「ひぐらしのなく頃に」
07th Expansion・NOV
★ ★ ★
選択肢が一切ないサウンドノベル。
この作品で事件の謎を提示し、それを推理するのがゲームである、ということらしい。
ストーリーは4本の平行世界の話から成り立っており、それぞれの事件の謎に加え、4つの世界に共通して発生する事件の謎も推理していくことになる。
パッケージの裏には「正解率1%」と書かれており、確かにその通り、難しい。
何がなにやらわからないまま全ての話が終わってしまった感じがした。
背景グラフィックは弱く(実写を取り込んでぼかした感じ)、絵も好みが分かれるところだが、文章はしっかりしているし、値段分くらいは楽しめるはず。
ただ、この作品だけで完結しないので、消化不良気味になるかもしれない。
結末が気になる人は続編の「ひぐらしのなく頃に 解」をプレイすることをお勧めする。


「ひぐらしのなく頃に 解」
07th Expansion・NOV
★ ★ ★ ★
上記作品の解答編。
未消化の伏線はほとんどなく、きれいに完結している。
ただ、設定にファンタジー要素も入っているので、全て理詰めで解答がほしかった、という人には納得いかない部分があるかもしれない。
正解率1%というのは確かで、全ての謎を当てられる人は早々いない、と思えた。
グラフィック、サウンドは回を重ねるごとに少しずつよくなっていっていて、シナリオ以外の部分でもよくしようとしている努力が見えたのはよかった。
同人ゲームでここまでのものはなかなかないと思う。


「ひぐらしのなく頃に 礼」
07th Expansion・NOV
★ ★
「ひぐらしのなく頃に」のおまけソフト。
「ひぐらしのなく頃に 解」をクリアしていることを前提としているので、未クリアの人はネタバレの宝庫なので注意が必要。
おまけソフトなので、ショートストーリーが3本収録されているだけで、あっさりと終わってしまう。そこまで大きな謎解きもないので、一連の作品を徹底的に楽しみたい、というのでなければプレイしなくてもよいと思う。
全体的な作りとして、無駄にエフェクトを入れて画面が揺れるシーンが多く、イライラしたところも多かった。
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