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プレイステーション [ゲームレビュー]

「タイトル」
メーカー・ジャンル

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R P G………ロールプレイングゲーム
A・RPG………アクションロールプレイング
S L G………シミュレーションゲーム
SLG+RPG………ロールプレイングシミュレーション
A C T………アクションゲーム
ACT+ADV………アクションアドベンチャー
P U Z………パズルゲーム
T A B………テーブルゲーム
A D V………アドベンチャーゲーム
ADV+SLG………シミュレーションアドベンチャー
N O V………サウンドノベル
E T C………その他
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「アークザラッド」
ソニー・SLG+RPG
★ ★
オーソドックスなシミュレーションRPG。
店やお金などの概念がないというシステムには好感が持てるが、装備がアクセサリーしかできないのは物足りない。
戦闘画面の動きはいいが、フィールド画面でキャラを自由に動かせるときに、動かせるキャラが常に画面の中心にくる作りになっていないのは困る。
ストーリーは悪くはないが、中途半端に終わっていて続編前提の作り。ボリュームも少なめ。
グラフィックはきれい。


「アークザラッド2~炎のエルク~」
ソニー・SLG+RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。ストーリーは前作のエンディング直後から始まっている。また、前作のデータをコンバートして使うことができる。
前作とは違って、お金やお店などのシステムも出来、戦闘もフィールドも大幅に改善されている。操作性もよくなったし、ボリュームもかなりある。
ストーリーは前半の引きはかなり強くてよいが、エンディングにはやや不満が残る。
また、ラスボスが驚異的に強い。ラスボス戦での緊張感の持続が少し大変。
グラフィック、ムービーはやはりきれい。


「アストロノーカ」
エニックス・SLG
★ ★ ★ ★
宇宙で野菜を育て、宇宙一の農家になることを目指すゲーム。
野菜が植えてある畑を荒らすバブーとのトラップバトル、交配を繰り返してよりいい野菜、悪い野菜を作ってコンクールに出品して勝っていくのが楽しい。
野菜は多くの新種が用意されているし、バブーも同じトラップでは耐性ができて効果がなくなり、進化していくので、諦めなければ最後まで楽しめる。
唯一の欠点は、野菜の種の保管数に制限があること。持ち数に制限があるのは仕方ないとしても、倉庫になら無限に保管できるようにしてほしかった。


「ヴァルキリープロファイル」
エニックス・RPG
★ ★ ★ ★
死者の魂を導く戦乙女・ヴァルキリーとなって仲間を集め、神界に転送して来るべきラグナロクに備える、というのが最初のゲーム目的。しかし、これに忠実に従うとベストエンディングは見られない。
それでもエンディングが豪華なら文句はないのだが、ノーマルエンディングは見る価値もないくらいあっさりしている。ベストエンディングにしても、それに向かうストーリーは非常にいいのだが、エンディングそのものはあっさりし過ぎ。
オープニングムービーやゲームの途中で挿入されるCGムービーは質が高いのだから、エンディングにもっと凝ってほしかった。
アクションゲームの要素も取り入れてある戦闘は面白い。
仲間になるキャラが多いので、いろいろと入れ替えてコンボを組む楽しさがある。また、その効果で戦闘に飽きがこない。
エンディングの後でおまけダンジョンが出て来るのも、長く遊べていいところ。


「影牢~刻命館真章~」
テクモ・ACT
★ ★ ★ ★
トラップを駆使して館に侵入する人間を殺していくゲーム。
プレイヤーは直接の攻撃手段を持たず、トラップを駆使して敵を倒さなければならないが、そのトラップの組み方が奥深くてやりがいがある。コンボが決まると素直に喜べる。
下手に出来ることの幅を広げず、やるべきことがトラップバトルに集約されているところがよい。
ストーリーは一風変わっていて、私は好きだが道徳的には勧められるものではないので、正義感の強い人は手を出さない方がよいかもしれない。


「季節を抱きしめて」
ソニー・ADV
★ ★ ★ ★
やるドラシリーズの第2弾ソフト。
システムは第1弾のダブルキャストとほぼ同じ。
第2弾だからといってアニメなどに手抜きがあるわけではなく、しっかりと作り込まれている。
ダブルキャストと比べると、選択肢の数が大幅に増え、エンディングも多くなっているので確実な進化を感じる。
ただし、ストーリー分岐は非常にわかりにくい。特定のバッドエンドはどうやれば到達できるかを知らないと、ほぼ到達できないものがある。
そこがいいと感じるかそうでないかは、プレイヤー次第。
ちなみに私はその部分で-1ポイントとした。


「クロス探偵物語」
ワークジャム・ADV
★ ★ ★
コマンド選択とクリックによるオーソドックスな推理アドベンチャー。
全7話の短編集的な作りで、番外編的なものも含まれており、ワンパターンにならない工夫がしてあることに好感が持てる。
登場人物の服装が日によってちゃんと変化していることのこだわり具合もいい。
ストーリーに関して、概ね面白いのだが、プレイヤーが関与しないところで勝手に謎解きされてしまったり、キーワード入力のところでヒントは出るもののプレイヤーによっては全く知らないだろう単語の入力を要求されるところは首を傾げたくなった。ゲーム中でその単語のヒントがあればまだよかったのだが。
システムはオーソドックスながらしっかりしているが、クリックポイントの範囲がかなりシビアであったり、クリックポイントが非常にわかりにくかったりしたのがマイナスポイントだった。


「クロックタワー2」
HUMAN・ADV
★ ★ ★
前作で大きなはさみを持った不死身の化け物・シザーマンを殺して生き残った2人の少女の前に、殺したはずのシザーマンが再び現れるところからストーリーが始まり、基本的には前作を知らなくても遊べる。
とにかく恐いゲームで、襲ってくるシザーマンに対して主人公は抵抗手段を持たないので、隠れてやり過ごすしかない。
このシザーマンの登場が唐突で、物陰から現われるくらいならまだいいが、天井から降ってきたり絵から飛び出したりすると、極度に心臓に悪い。シザーマンに追い回されている間は音楽が変化するが、その出だしが静かなのでシザーマンの登場が余計に怖く感じられてしまう。
私には怖すぎてグッドエンドまでたどり着けなかった。


「クロノ・クロス」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★ ★
SFCorPSソフト「クロノトリガー」の続編。
正に「続編」という位置付けのため、クロノトリガーをプレイしていないとストーリーを完全に把握できないほど、前作とのつながりが強い。しかしながら、前作からの謎も全て解明され、ストーリーそのものもかなりいいものなので、前作をプレイしたのなら絶対にプレイした方がいい。
戦闘システムはとっつきにくい部分があるが、理解できれば戦略性も加わってきて楽しめる。また、レベルという概念がなく、強い敵と戦ったときにステータスが上がるシステムであったり、ボス戦でも戦闘から100%逃走が可能だったりするので、戦闘のわずらわしさはないし、バランスもいい。
その他、グラフィックもPSでは最高レベルで、音楽もよく、おなじみの強くてニューゲームからのマルチエンディングなどクリア後にも楽しみがあるので、ほぼ文句なしのソフトだった。


「こげぱん」
AIA・ETC
★ ★
こげぱんを使ったミニゲーム集。
作りはかなり丁寧で、原作のイメージを損なわなかったし、こげぱんたちに声がついているところもうれしかった。
ただし、やり込み要素が皆無で、ミニゲームのハイスコアが記録できなかったり、ミニゲームをクリアしたからといって何かがあるわけでもなかったのが残念。せめて対戦記録がセーブできるようにしてほしかった。
ミニゲームの出来がわりとよかっただけに、やり込み要素が欲しかった。


「こねこもいっしょ」
ソニー・ETC
★ ★ ★
「どこでもいっしょ」の追加ディスク。よって「どこでもいっしょ」がないとプレイ出来ない。
プレイ出来るのは「どこでもいっしょ」で1番人気だったトロの子猫時代で、クリア後に「どこでもいっしょ」で成長したトロが帰って来る仕組みになっている。
「どこでもいっしょ」に比べて会話バリエーションがかなり増えていて、トロへの贈り物も生きている「カモ」などの食べ物ではない、何の意味も無いようなものが含まれているのもいい。
子猫時代のトロしかプレイ出来ないが、「どこでもいっしょ」のトロが嫌いではなければ、買って損はしない


「3×3EYES~吸精公主~」
XING・ADV
★ ★ ★
PCソフト「3×3EYES~吸精公主~」のPS移植版。
ストーリー分岐は1ヵ所しかなく、何度も遊べるわけではないのが残念。
分岐するといっても、2本の大きな話のどちらから先にプレイするかくらいの差しかないので、分岐後のストーリーの9割くらいは内容的に重複している。
アニメーションの出来はまあまあで、全セリフOVAと同じ声優さんが話してくれるのがファン にはうれしいところ。


「サンパギータ」
ソニー・ADV
★ ★ ★ ★ ★
やるドラシリーズの第3弾ソフト。
今作からの最大の特徴は、主人公に声がついたこと。
主人公に声があると、やはりストーリーを進めていくに当たっても違和感がなくなり、感情移入しやすくなった。
また、ADVの主人公というと目を髪で隠しがちだが今作ではちゃんと目が描かれていて、あまり意味はないにしろ名前が付けられたりするのもいいと思う。
ストーリーはとてもよく仕上がっている。「ダブルキャスト」や「季節を抱きしめて」のときよりも納得できる内容であるし、グッドエンドはどれも感動できる。
システム面ではエンディング一覧表が見られるようになり、オートスキップ機能がついてより進めやすくなっている。
選択肢の数も多すぎず少なすぎずで、バランスもよい。


「スターオーシャン セカンドストーリー」
エニックス・RPG
★ ★ ★ ★
SFC「スターオーシャン」の続編。
物語は前作から20年後の設定だが、ほぼ関係ないと考えて差し支えない。
オーソドックスなストーリーながら、いつも目的をはっきりとさせてくれているので進めやすく、ついつい先が気になってプレイしてしまう。
80種類以上のエンディングが用意されているが、仲間が全員そろったエンディングがないというのが少し寂しい。
システムは前作を進化させた形で、スキルや特技などが前作以上に楽しめる。
ストーリーの要所要所で出てくるムービーはアニメが合成されているものもあって、とてもきれいだった。
敵に関して、前半はそれほど気にならなかったものの、後半になってくるにつれて、いくらレベルを上げても全滅の危機に陥る卑怯な敵が多くなるのは辛かった。
また、前作から同じグラフィックで登場するモンスターが少々多い。3Dになってはいるものの、古くさい感じを受けた。


「ゼノギアス」
スクウェア・RPG
★ ★ ★
世間で賛否両論分かれるRPG。
その理由は、ストーリーは非常に凝っているが、Disc2に入った瞬間、主人公たちの語りだけでストーリーが進んでラスダンまでマップ移動がない状態となるから。
これさえなければ、と思ってしまう。
システムは慣れるまでが少し大変だが、慣れるとわりと扱いやすい。
ただし、ダンジョンでキャラがすぐに物陰に隠れてしまう、エンカウント率が高い、物語が終盤になるに従ってギア戦(主人公たちが乗るロボット)の割合が増えて生身の戦闘があまり意味をなさなくなる、など細かい部分で気になるところが多かった。
Disc2がちゃんと制作されていれば名作の域に入った作品だと思えて残念。


「ダブルキャスト」
ソニー・ADV
★ ★ ★ ★
やるドラシリーズの第1弾ソフト。
フルボイス、フルアニメーションにまず驚かされる。
今までのADVになかったくらい人物がよく動くし、作りも丁寧。
ストーリーも本編の他に番外編など用意されているところがいいし、本当に犯人がわかっていないとグッドエンドに行けないようになっているのもいい。
2回バッドエンドを見ればヒントが出てグッドエンドに行けるようになること、1度見たシーンを飛ばせるスキップ機能、条件がそろえばストーリーの途中からスタートできることなど、ユーザーの気持ちを考えてゲームを作っている。
また、ゲーム中に用意されているエンディングまでの経路をどれだけ通過したかの達成率がセーブ画面ごとに表示されるので、ついつい100%を目指してしまう。
もったいないのは主人公に顔と名前がないこと。声がないのは仕方ないとして、せめて顔か名前のどちらかはほしかった。

「ダンスダンスレボリューション」
コナミ・ACT
★ ★ ★ ★
リズムに合わせて現れる矢印オブジェがモニター上部のステップゾーンで同じ方向オブジェに重なったとき、方向オブジェに対応したキーを入力して踊るゲーム。
専用コントローラがあれば、ほぼゲームセンターと同じように踊れる。モードも初心者用から上級者用まで幅広く、親しみやすい曲も多い。また、同じ曲でも様々なステップが用意されているので、飽きることなく遊んでいられる。
アーケード用のマシンとリンクしていたり、オリジナルステップが作れたりと、遊びの幅も広い。
ただし、専用コントローラは不可欠。普通のコントローラだけでは面白さが半減してしまう。

「ダンスダンスレボリューション セカンドリミックス」
コナミ・ACT
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
曲数も多く、前作の隠し曲が最初から踊れたり、Discを交換して前作の曲を新しいシステムで踊れたりもする。
特に不満はなく、正常進化の形を取っているので、前作を楽しめた人ならば十分遊べる。
しかしながら、やはり専用コントローラは必須。


「ダンスダンスレボリューション サードミックス」
コナミ・ACT
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
前作に続く正常進化で、曲数が格段に増えている上、今作からダイエットモードが加わっている。
時間とカロリーの目標が設定でき、難易度が低いものも用意されている。
また、前作、前々作、アペンドディスクでもダイエットモードが使える親切設計。
ただし、ディスクチェンジすると再びそこからサードに帰ってこられないのが欠点。
その他、レッスンモードも追加されており、難易度の範囲は前作以上に広がっている。
マイナーチェンジ版という感じはなく、買って損はしない。


「ダンスダンスレボリューション フォースミックス」
コナミ・ACT
★ ★ ★
上記作品の続編。
今作では6パネルのシングルモードと特定条件の下でクリアを目指すチャレンジモードが加わり、前作同様正常進化の形をとっている。
しかし、今作ではディスクチェンジ機能がなく、隠しモードも少なめなので前作より飽きが早い。
曲数が多いことと相変わらずのダイエットモードはうれしいのだが、シングルモードのディスクチェンジ機能はほしかった。


「チョコボの不思議なダンジョン」
スクウェア・A・RPG
★ ★ ★ ★
スクウェアが作った不思議ダンジョンシリーズ。
チュンソフトのそれと比べるとかなり難易度は落としてあるので、誰にでも遊べる。また、倒れてしまったときの絶望感も少ないので、サクサクと進むことができる。
ダンジョンも所々にメリハリをつけているので、単調化して飽きてしまうということもない。グラフィックもきれい。


「Dの食卓」
WARP・ADV
★ ★ ★
父親の心に入り、2時間以内で謎を解き父親の元に辿り着かなければならない。
時間がリアルタイムで流れるので、制限時間が近づくとかなり焦る。また、マルチエンディングなのでパーフェクトエンディングを見るまでは何度もプレイしてしまう。
謎解きの難易度は場所によって様々だが、3回までのヒント機能もある。しかし、1番の難関はヒント機能の意味がなかった。
ちなみに、このタイトルの意味がわかると結構感動できる。


「ティアリングサーガ」
エンターブレイン・SLG+RPG
★ ★ ★ ★
このゲームはFEシリーズを制作した人が作ったものなので、世界観やシステムはFEシリーズとほぼ同じ。
ただし、FEシリーズと比べると難易度は低く、より一般向けな作りになっている。
グラフィックは弱めで、PSというよりもSFCでプレイしている感じ。慣れるまで画面の切り替えで目がちらついたり、人の動きに違和感があったりした。
シナリオは練り込まれてはいるが、敵・味方ユニット以外でも相当数のキャラが登場するため、終盤になるまでなかなかストーリーが理解出来なかった。ただ、味方ユニットが敵に寝返るなど、FEシリーズにはなかった演出があったのはよかった。
また、育てようと思えば全ユニットを最高レベルまで育てられ、そのデータで対戦が出来るところはうれしかった。
FEシリーズが好きな人にお勧め。


「テイルズオブデスティニー」
ナムコ・RPG
★ ★
SFCの「テイルズオブファンタジア」の続編。
基本システムはほとんど変化していなく、またグラフィックもきれいになったと言うよりは前作の絵が細かくなったという感じがして、折角PSになったのにその進化が感じられなかったのが残念。レンズシステムも生かし切れていない。
オープニングにすごいアニメを持ってきているので、ゲーム中でももっとふんだんにアニメを使って欲しかった。
ストーリーは悪くはないが、主要登場人物の中に1人中途半端な存在がいるのが気にかかる。


「闘神伝2」
タカラ・ACT
★ ★ ★
私が初めてプレイした3D格闘ゲーム。
必殺技がコマンドを1回押すだけで出すことができるのが、格闘苦手の私にはうれしかった。
ポリゴンの作りもまあまあで、全体的に悪くない感じだった。


「どこでもいっしょ」
ソニー・ETC
★ ★ ★ ★
ポケットステーションと連動させて、キャラに言葉を教えてコミュニケーションをとるゲーム。
言葉を教えられることで、非常に楽しく遊んでいられる。呼び出されることは1日に2~3回で、こちらから話かけることが大半。1回の会話も30秒もあれば終わるので、ちょっと暇なときを見つけては話しかければよいから、キャラに振りまわされることもない。
言葉を教える度に会話のバリエーションも増え、PSに帰せば24時間で会話内容も更新されるので、 飽きることもない。
ネコやウサギのキャラも非常にかわいくて、育てるというよりは会話を楽しむ感じ。
唯一の欠点と言えば、1つのキャラと最大15日までしか一緒にいられないこと。教えた言葉は次のキャラにある程度継承されるものの、ほとんどはリセットされてしまうのが残念。
もう少し長く一緒にいられる仕様にしてほしかった。


「ドラゴンクエスト4」
エニックス・RPG
★ ★ ★ ★
FC「ドラゴンクエスト4」をリメイクした作品。
7が発売された後のリメイク作品だけあって、グラフィックは7そのまま。
しかし、ムービーが入っていないところはいいと思えたし、雰囲気も損ねていなかったので、グラフィックが進化していなくとも気にならなかった。
ストーリーはリメイクされたことで仲間たちが会話するようになり、通常エンディングの後に追加要素や真エンディングが用意されている。これがファンにはうれしい演出で、FC版をプレイした人ならば絶対にプレイしておいたほうがいいと感じた。会話に関しては、イメージと違ったキャラが何人かいたが。
唯一の欠点は、追加要素部分の難易度がそれほど高くないので、ほぼ完全制覇するのに40時間もかからないこと。
7のボリュームを知っているだけに、少し物足りない気がした。


「ドラゴンクエスト7」
エニックス・RPG
★ ★
言わずと知れた超大作RPG。
3Dの世界になっても世界観やグラフィックはドラクエらしさを失っておらず、温かみを感じるグラフィックには好感が持てた。
しかし、開発に時間がかかったということもあり、ムービーはスクウェアのものなどに比べるとやはり劣って見えてしまった。ムービーは入れるにしても人物までムービーにするのは避けた方がよかったように思う。
ストーリーはショートストーリーの連続で、封じられた大地を取り戻して行く、という過程上世界地図の把握が最後になるまで出来なかった。また、ストーリーの大きな流れも王道中の王道で、エンディングの最後の場面以外はほとんどストーリーに惹かれることはなかった。
それでも最低評価でないのは、システムが非常に良かったから。
転職が出来るようになると全ての職業を極めたくなり、どんどんゲームを進めたくなった。その他、移民、モンスターパーク、隠しダンジョンなど遊びの要素はたくさんあるので、システムが気に入れば長くプレイできる。
転職出来るようになるまではある意味苦痛のような進め方を強いられるので、それに耐えられる人にはお勧めできる。


「ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説」
バンダイ・ACT

今まで買ったゲームの中で最強のクソゲー。
集団戦闘システムというものがあり、最大6人まで同じ画面で戦闘できるが、動かせるキャラは1体だけで、これはただ単に見にくいだけ。
必殺技でしか敵にダメージを与えられなかったり、どれだけ原作に近い戦いをしたかの「Zランク」も必殺技が複数あるキャラの場合は、必殺技がランダムに発生するので100を出すのは運でしかない。
ポリゴンのつくりも粗すぎる。
1時間で飽きてしまった。


「パラサイト・イヴ」
スクウェア・A・RPG
★ ★ ★
内容的には小説「パラサイト・イヴ」の続編的な作品。
原作の予備知識がなくてもストーリーが理解できないことはない。
ハリウッドで制作しただけあって、ムービーのすごさには圧倒される。しかし、その他の魅力は乏しい。
クリア後も特定の武器を2週目に持ち越して強化していったり、2週目以降に新しいダンジョンが出現したりはするが、それでも全体的にボリューム不足。
戦闘について、雑魚戦は楽しめるが、ボス戦は主人公より圧倒的に大きな敵と戦ったりなど、中盤以降がつらい。
また、気になるのが主人公がハンドガン以外の武器を装備していても、ムービーでは全てハンドガンを持っていること。預けることの出来ないハンドガンをいつも持っているという設定にするなど、少し工夫がほしかった


「ビヨンド ザ ビヨンド」
ソニー・RPG
★ ★
PS初期のRPG。
キャラデザが柴田亜美さんなので買ってみた。
プレイ中のストーリーはまあまあよいのだが、エンディングには納得できない。
また、ゲームバランスは結構きつい。HP、MPの設定が低くしてあるのだが、魔法の消費MPが高いので回復にしかMPを使わなくてもすぐにMPは空っけつ。
それでいて、謎解きには時間がかかる。最後の村にMP回復アイテムが売られていないのでは、ラスダンはつらい。
ラスボスも隠しアイテムがないとまず間違いなく勝てない。
グラフィックは、PS初期作品にしては出来はいい方。


「ファイナルファンタジー4」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★
SFC「ファイナルファンタジー4」のPS移植版。
ストーリー自体とても面白く、エンディングに追加されているCGムービーは感動もの。
ロード時間のもどかしさを感じさせない作りになっている。
ただ、発売日がFF7(下記参照)をクリアした頃だったので、グラフィックの弱さが余計に目立ってしまったのは残念。大きめのキャラ、漢字を使った文章が一般的になってしまった今では、小さいキャラにひらがなだけの文章は少々きついものがあった。


「ファイナルファンタジー7」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★ ★
発売当時は最高のRPGだと思っていた作品。
ため息が出るほどきれいなポリゴンとグラフィック。
ストーリーもよく、Disc1の終わりは本当に悲しくて大泣きしてしまったほど。
チョコボの育成やミニゲームも充実していて、いろいろ長く遊べる。
途中から口調の変わってしまうキャラとエンディングには少々疑問は残るものの、全体の出来具合はとてもよい。


「ファイナルファンタジー7 インターナショナル」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★
FF7の海外移植版を再度日本語版にして発売された作品。
データ集の入ったCDやイベントの追加、ゲームバランスの調整などがされたが、追加要素はそこまで多くない。
同じソフトを2本持っているという感じなので、FF7ファンのためのソフトといったところか。


「ファイナルファンタジー8」
スクウェア・RPG
★ ★
ムービーの質の高さは最高で、これに関して言うことはない。演出の仕方もよい。
しかし、システムはバランスの悪さが目立った。
魔法を装備する、というジャンクションシステムは、着眼点としてはよいと思うが、キャラの基本能力値が低すぎてこれに頼らないとゲームが進められない。ジャンクションしている能力値と、そうでない能力値の差があまりにも開いてしまう。
ここまでジャンクションシステムをキャラの強さに反映させる必要はなかったと思う。
また、G.F.はキャラと一緒に成長していくのはいいが、その強さがゲームのバランスを崩している。そのG.F.の強さに合わせてボスも強いので、通常攻撃がほぼ無意味になってしまう。
さらには、給料制で手に入るお金の使い道がほとんどない。アイテムを買う必要もあまりない。
ストーリーはわりとよかった。テーマの「愛」というのが、エンディングによく出ていた。
ただ、主人公のスコールがリノアを好きになっていく過程はよく描いてあったが、逆にリノアがいつスコール を好きになったのかはわからなかった。


「ファイナルファンタジー9」
スクウェア・RPG
★ ★ ★ ★ ★
1桁最後のFFシリーズということで、今作は原点回帰がテーマ。
剣と魔法がよく合う世界、クリスタルの復活、戦闘に入る時の音楽が7より前のものに戻っている、など、初期のFFファンにはうれしい要素がたくさんある。
ただ、クリスタルに関しては最後につじつま合わせで出しただけの感じがした。
ストーリーは黒魔道士・ビビ関連の話が非常によかったが、最後はファンタジーの王道を行き過ぎていたので、もう少し工夫が欲しかった。
ムービーに関しては、キャラがほとんど3頭身なのに顔が妙にリアルで不自然なところも感じたが、通常画面とムービーとの切り替えが自然でよかった。
システムに関しては、キャラの入れ替えが面倒なこと以外は言うことなし。武器や防具にアビリティがついていて、それを装備することでアビリティを覚えていき、覚えられるアビリティはキャラごとに決っていることで、どのキャラを使っても変わり映えしないということがない。
7、8がダメだった人には特にお勧めできる。


「ファイナルファンタジーTACTICS」
スクウェア・SLG+RPG
★ ★ ★ ★
FFシリーズ初のSLG。
FFシリーズおなじみの魔法やアイテム、サブゲームも充実している。
他のSLGと違って倒れても簡単に復活させられるので、SLGが初めての人でも安心して遊べる作りになっている。
ストーリーはほぼ申し分ないのだが、主人公の親友ディリータがラストバトル付近でストーリーにほとんど絡んでこないのは残念。
また、1度に戦闘に参加させられる自軍人数が最大5人であることと、主人公合わせて最大で16人までしか仲間に出来ないのは少々少ない。さらに、特殊ジョブのキャラが隠しキャラ合わせて10人も仲間に入ってくる(強制ではないが)のは最大16人までしか仲間にならない設定の中では多すぎる。
これではモンスターを勧誘して仲間にするシステムが活かし切れていない。
難易度はシド加入前後で大きく変わってくる。シド加入前は割ときつめだが、加入後はシドがいるとそれだけで無双できてしまう。


「ペルソナ2 罪」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
「女神異聞録ペルソナ」の続編。
システムは前作のものをさらに簡略化してあるので、ペルソナ召還や戦闘も早い。また、ダンジョンの移動も見やすくなっており、スムーズに進めることが出来る。
悪魔とのコンタクトがある分、エンカウント率が高いのは相変わらずだが、どこでもセーブが出来るようになったので、まとめた時間がなくてもプレイできる。
ストーリーは前作の数年後の設定なので、前作のキャラが出てくるところが楽しい。
その流れもよく、どんどん先が見たくなってしまう。
噂が現実になる、というストーリーのメイン部分もうまくシステムに利用されている。
しかし、ラスボス後のエンディングに向かうストーリーは唐突すぎる。また、どうして噂が現実になるのか、という謎解き部分も曖昧でわかりにくい。次作につながるような終わり方でもあるので、あまりいい終わり方とは思えなかった。


「ペルソナ2 罰」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
ストーリーは前作のエンディングの直後から始まり、内容も完全に前作を知っている人限定。
しかも前々作「女神異聞録ペルソナ」とも一部ストーリーが重なっているので、全てプレイしている人でないとお勧め出来ない。
ただし、その分謎解きはしっかりしており、登場キャラもおなじみのキャラが多いので、前作をプレイしている人なら必ずプレイした方がいいと思える。
システムはほぼ前作を継承しているが、ダンジョンの地図作成、人探しなどの本編を忘れない程度にはまれるサブゲームが充実しているのはうれしかった。
難点を挙げると、前作のラスボス直前からエンディングまで全てこのソフトに映像が入ってしまっているのは前作をプレイしている人には失礼。
エンカウント率ももう少し下げてほしかった。


「ポポロクロイス物語」
ソニー・RPG
★ ★ ★
非常にオーソドックスなRPG。
絵本のような世界観とグラフィックがかわいらしく、ストーリーも特に凝ったものではないが、素直に感動出来る作りになっている。
また、重要なシーンで挿入されるアニメは質が高く、物語を上手く演出している。よくを言えば、もっとたくさんのシーンでアニメを入れてほしかった。
ゲームの難易度は低めで、戦闘も楽。
しかし、斜め見下ろしの画面で街の人やダンジョンのスイッチも斜めに置かれているので、方向キーが斜めに非常に入りにくかった。会話をするに何度もボタンを押さなければならないことも多く、近くにいる別の人との会話が発生してしまうこともしばしばあった。
その他、戦闘にはややシミュレーション要素も入っているのだが、敵が倒れた後で出現する宝箱が取れない位置に出ることもあったので、システム面に不満が残った。


「ポポローグ」
ソニー・RPG
★ ★ ★
「ポポロクロイス物語」の続編だが、ストーリー的には番外編のような形になっている。
続編という位置付けだからかどうか、グラフィック的な進化は全く見られず、しかも前作の目玉の1つでもあったムービーが今作では一切ないので、むしろ退化しているのではないかと感じてしまった。
ストーリーは大筋では短いが、隣の町へ移動するにも一々ダンジョンを通らなければならなかったり(ショートカットはあるが)、ダンジョンそのものが広かったりするので無駄に長く感じてしまった。
また、ダンジョンは入る度に構造が変わるのだが、最初から行けない場所が後で行けるようになる、という設定上、あえて入る度にダンジョンの形を変える必要はなかったように思う。
システム面の操作性は前作よりも向上しており、各ダンジョンの達成率が表示されたり、クリア後におまけがあったり、とやり込み我意が増えたことは救いだった。


「ポポロクロイス物語2」
ソニー・RPG
★ ★ ★
上記作品の続編。「ポポロクロイス物語」から5年、「ポポローグ」から3年後の世界が舞台。
とにかく驚かされるのが、イベントシーンがフルボイスであること。おそらくこの作品までのRPGの中では1番声が入っている。ムービーもかなりの量が用意されているので、演出に関しては文句なし。
しかし、それだけ演出に凝っている分、Disc3枚組ながらも20時間弱でクリア出来てしまうことが少々物足りなかった。
また、ストーリーもややご都合主義。
戦闘に関しては、エンカウント率がかなり高いものの、戦闘自体サクサク終わるので特に気になるものではなかった。ただ、普通に進めていてもボスを含めて敵が弱過ぎるため、戦闘が作業のように感じてしまったのが残念だった。


「女神異聞録ペルソナ」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
女神転生シリーズの外伝的作品。
悪魔との交渉やペルソナ合体はシンプルでかつ奥深いので、私のような女神転生シリーズ初心者でもすんなりとなじめて楽しかった。
ストーリーも伏線がしっかりしていて意外性もあり、エンディングもよかった。
大きく分けて2本の話が入っているのは、この時代のRPGとして珍しくてよかった。
慣れるまで大変だったのはADVマップのキャラ操作。
コントローラーとキャラの動く方向が90度ずれている感覚がする。
また、読み込みの悪さと戦闘の長さには少しイライラした。


「雪割りの花」
ソニー・ADV
★ ★ ★
やるドラシリーズ第4弾ソフト。
今作は今までの作品とグラフィックの雰囲気がガラッと変わっているので、好き嫌いが別れるところ。
私にはあまり合わない絵だった。
選択肢の数はそれほど多くはないが、バッドエンドの数が32というのは多すぎる。
また、ストーリーも前作「サンパギータ」ではバッドエンド直結の選択肢が、今作ではグッドエンドに必要だったりと少々常識を疑うようなものがあったりして、あまりよくない。
やるドラシリーズのテーマである「記憶喪失」の定義が1番はっきりしていたという点においては評価できる。

「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」
ソニー・ADV
★ ★ ★ ★
謎解きメインのRPG。前作を知らなくてもプレイできる。
全体的にエンカウント率が低めでエンカウントキャンセルができたりするなど、謎解きを敵に妨害されるわずらわしさが少ないことに好感。
ただし、中には知らないと絶対にわからない謎解きがあったり、ダッシュの使い勝手が悪いこともあったので、評価を最高とまではしなかった。
ストーリーは脇役も含めてキャラが立っていてかなり引き込まれた。
アニメがオープニングとエンディングにしかなかったことは残念だが、グラフィックの質はなかなかのもの。
おまけ要素が多いこともよかった。
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