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評価基準 [エッセイ]

コミックスレビュー

基本的にストーリー重視で行っています。
絵はストーリーに合っているのか、読みやすいのかなど、ストーリーに付随するものとして考えています。
ストーリー:絵=7:3くらいの感覚です。
レビューを掲載している作品はすべてコミックスを購入しているので、お金を出してコミックスを買いたいと思わせてくれた何かがある作品ということもあり、どの作品にも少なくとも1つは魅力があります。ただ、打ち切りなどできれいに完結しなかったものなどは評価が低くなります。
また、一度コミックスを買い始めた作品は連載が立ち消えにならない限り完結まで買い続けています。完結している作品はすべて最後まで読み切った上での評価になります。

星の数に対する意味合い


最低評価なので、単純な打ち切り作品でもここまで悪い評価にする作品はそこまで多くはありません。
「俺たちの戦いはこれからだEND」のような話として完結していない打ち切り作品の中でも特に酷いもの、まとめるつもりがさらさらない終わり方をしたもの、連載期間の割に何も解決しないまま終わったものなど、読んだら時間の無駄になる、得るものが何もないと感じた作品です。

★ ★
連載期間短めな打ち切り作品、短編集であれば特に目立っていいものがなかった作品は概ねこの評価です。
連載1話目だけはよかった、設定自体は悪くはないのに連載で活かし切れなかったなど、何かしら光るものはあったけれど結局光らなかった作品です。読むのはお勧めしません。

★ ★ ★
この評価になる作品は2種類あります。
1つ目は、一通り読んでまずまず面白かったと感じた作品。
2つ目は、序盤の展開は★4~5の評価を付けたい作品だったものの、打ち切りになってしまった作品。
打ち切り作品の場合、この評価より上になることはほぼありません。ただ、内部事情では打ち切りでも話がきれいに完結していたり、内容的には打ち切りだけれどこの終わり方でいいと思えた作品はこの限りではありません。
また、序盤は面白かったのに中だるみしてしまって、話としてはきれいに完結したけどもっと短くできただろうと感じる長期連載作品もこの評価になることが多いです。
読んでも損したとは感じない、時間潰しにはちょうどいい、くらいの作品です。

★ ★ ★ ★
読んで単純に面白かったと感じた作品、読むことで心を抉られたり考えさせられたりする作品です。
読もうかどうしようか迷っている人に対して、間違いなく読んでほしいと言える作品でもあります。
個人的には★5だけれど、万人受けするわけではないだろうという判断でこの評価にすることもあります。
長期連載作品になるほど何かしらの粗が見えてきて、★5から落としてこの評価にすることもあります。

★ ★ ★ ★ ★
この世の全ての人にお勧めしたい作品。
ストーリーへの吸引力、キャラクターの魅力、全てにおいて完璧と思える作品ばかりです。
完結している作品であれば中途半端に終わっていることはなく、連載中の作品であれば続きが気になって仕方ないです。


ゲームレビュー

基本的にストーリー重視で行っています。
なので、ストーリーのないゲームはほとんどプレイしないですし、プレイしてもレビューには載せていない作品もあります。
システムが多少扱いにくい作品でも、ストーリーが良ければ評価を上げることもあります。
ただ、システムが扱いにくいせいでストーリーの進行に支障が出る場合は評価を下げることもあります。
ストーリー:システム(音楽・グラフィック含)=6:4くらいの感覚です。
漫画とは違い、借りてプレイしたものもレビューしていますが、基本的にエンディングまでプレイし、エンドコンテンツについてもやれる限りはやっています。

星の数に対する意味合い


すぐに飽きてしまうもの、そもそもゲームとして成立していないもの、パッケージソフトとして売り出しているのにストーリーが完結していないものなど、プレイしたことを激しく後悔する作品です。
最低限のゲームとしての体裁すら整っていない場合もあります。

★ ★
最低限のゲームとしての体裁は整っているものの、ストーリーやシステムに問題があり、プレイしてもストレスがたまることが多い作品です。
ストーリーについては、展開が早すぎる・遅すぎる、都合がよすぎる、唐突すぎるなど、何かしらのツッコミどころがある場合が多いです。
システムについては、ロード時間が長い、戦闘バランスが悪い、操作が面倒など、快適にプレイできなかった場合が多いです。
プレイしようかどうか迷っているなら、まず間違いなく止めておいた方がいい作品です。

★ ★ ★
プレイしてみてまずまず価格と時間相応に楽しめたかな、という作品です。
ストーリーは特に悪目立ちするような要素もない代わりに、引き込まれる部分もなかった場合が多いです。
システムは極々普通なものと、新しいものを作ろうとして試行錯誤した結果、あまりよくなかった場合があります。
ストーリーは抜群に良いのに、システムが扱い悪すぎてこの評価になってしまう場合もあります。

★ ★ ★ ★
この評価になる場合、ストーリーはほぼ文句なしの場合が多いです。
システムで何か引っかかる部分があった、本職の声優さんではない人を使ったためにストーリーの魅力が半減したなど、これさえどうにかなっていれば完璧だったのに、という作品も多いです。
ただし、中にはシステム的には完璧だったものの、ストーリーに一部納得できなかったという作品もあります。

★ ★ ★ ★ ★
ストーリー、システムともに文句なしの作品です。
ストレスなくプレイできる上にストーリーへの吸引力も高く、エンディングにも納得できる作品ばかりです。
バランス調整がしっかりしている、音楽が素晴らしい、などの付加価値がある作品も多いです。
プレイして損をすることは絶対にないと断言できます。
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なぜエニックスを推すのか [エッセイ]

「MINERVAのお部屋」を立ち上げたときは1997年で、この頃はジャンプ全盛期でした。
このジャンプの人気を支えていたのはアンケートシステムで、2~3ヶ月ごとに人気下位の作品が打ち切りになり新連載が投入され続けていっていました。人気がある作品はアンケートが取れ続けている限り惰性でいくらでも続いていき、人気がなくなればしりすぼみ状態で終わっていく。それを何年か見続けていました。

そんな中で出合ったガンガンという雑誌はジャンプとは少し違っていました。
人気のない作品が打ち切られていくというのは漫画雑誌の宿命みたいなもので、そこはジャンプと同じだったのですが、人気作品でも惰性で続かずにキッチリ終わる、というものがありました。
一番印象に残っているのは「ZMAN」で、この作品は本当に好きで雑誌を買い始めた時から連載最終回までずっとアンケートで1番面白かった作品として書いていたくらいだったのですが、この作品が連載期間約4年でキッチリきれいに終わったことは本当に衝撃的でした。
少年漫画で10巻以上出ていて尻すぼみにならずに終わるということがあり得るのだ、と。
それが1995年のことでした。
他にも「南国少年パプワくん」「ロトの紋章」など、当時雑誌を支えるレベルの作品が終わるべきときにちゃんと終わったので、エニックスっていう出版社はすごいのではないかな、と感じ始めていました。

でも、当時のエニックスはマイナー中のマイナー出版社。
そもそもエニックスのコミックスが入荷しない本屋はザラにあり、それなりに漫画を読んでいても「南国少年パプワくん」「魔法陣グルグル」のアニメは知っているけどどこの雑誌で連載されているかは知らない、というのが一般的だったように思います。

それをどうにかしてもっと世に広めたい、というところから始まったのが「MINERVAのお部屋」だったわけです。

それからお家騒動があったりいろいろあって現在に至るわけですが、ストーリー漫画であれば連載は人気があっても終わるべき時に終わろうという流れはジャンプにも波及していますから、先見の明はあったのではないかな、と感じています。

また、今さらながらに他にもエニックス(現スクウェア・エニックス)はいろいろ先進的だったな、と感じる部分はありました。

1つは、ウェブ雑誌の導入。
今でこそ各出版社が様々なウェブ雑誌を立ち上げていますが、1番最初は「ガンガンONLINE」でした。
今でもまだ紙で出版された作品の方が格上的なイメージはありますが、いろんな面で漫画がデジタル移行しているので、このイメージがなくなる日も遠くはないと思っています。

もう1つは「小説家になろう」作品のコミカライズ。
現時点でなろう系コミカライズはいろんな出版社が乗り出してアニメ化もかなり進んでいますが、「マンガUP!」はかなり早い段階から乗り出していました。

他にも、原作と作画の分業制にも割と早めの定着化があったりしましたから、新しいものをいち早く取り入れようとする姿勢も推している理由の1つです。

現時点で購入している雑誌は「ガンガン」「Gファンタジー」「ガンガンJOKER」の3誌になってしまいましたが、今後もスクウェア・エニックス推しは続けていくつもりです。

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出産日記~出産~ [エッセイ]

臨月に入っても、特に出産の兆候なく過ごしていた39週に入ったその日。
朝起きたら、破水したんじゃないか?、という雰囲気がありました。
でも、羊水がジャバジャバ流れ出る感じではなく、破水してるの?してないの?というよくわからない状態。
たまたまその日の午前中が検診日だったため、とりあえず病院で診てもらおう、と一応入院荷物を用意して病院に行きました。
実際に診てもらうと、検査薬で破水の反応はちょっと出ているけど、陣痛もきていないし、破水が続いているわけでもないので微妙……ということで、自宅待機、ということになりました。
破水があれば自然と陣痛が来るものだけど、その陣痛もないということで。
後々新生児訪問で家に来てくれた助産師さん曰く、やっぱり○○病院はおおらかな病院だね、と言われてしまいましたが。
通っていたのは大きな総合病院で、産婦人科に力を入れているところということもあり、とにかく先生も助産師さんも全員常に落ち着いていて、何があっても動じない感じはこんなところにも出ていました。

また、このとき夫の仕事が納期間近で、この週で出産してしまうと会社は休ませてくれるけど、仕事的にはかなりまずい、と言われていました。
仕事が落ち着く週末の日曜の夜か月曜の朝に出産してくれればそのままGWに突入できるから、空気を読んでその辺りに生まれてきて……と夫婦で赤ちゃんにお願いしたりしていました。
その後、破水しているの?していないの?状態は5日ほど続き、たまたま日曜日の朝早く目が覚めて雑誌の感想を書いていて、ふと立ちあがると何かが勢いよく流れ出る感覚がありました。
これが本当の破水か?
と、思いつつ、前回のように微妙なラインかもしれないからとりあえず30分くらい様子を見てみよう……と雑誌の感想書きを続けていました。
で、破水は時間を追うごとに激しくなる感じがあり、明らかに下痢ではないお腹の痛みがやってきて、これが陣痛か!、と思い至りました。
少し早かったですが、赤ちゃんは空気を読んで今生まれようとしているのか、と思いつつ、病院に連絡してそのまま入院することに。
病院に到着した時、子宮口は3~4センチ開いていて、このままお産は進むだろう、と言われていました。
初産だと子宮口が全開になるまで10時間以上はかかるのが一般的と母親学級で言われていたので、一旦は陣痛室に入ったものの、しばらくは病室で陣痛が強くなるのを待とう、ということになりました。
このとき、陣痛開始から3時間半くらいでした。

そして、陣痛室から病室に移動した途端、いきなり激しい陣痛がやってきました。
今まで感じていた陣痛の比ではない痛みで、脂汗はダラダラ出る、陣痛室では陣痛間隔が5~10分だったのに、いきなり2~3分間隔になる、など何かが一気に進行。
丁度お昼時だったので、用意されていた昼食が食べたい……と思っているのに、陣痛が痛すぎて食べることができず。
そこから30分、陣痛の合間を縫ってご飯を……と思っている中、ふと、
「陣痛って激しくなる一方で弱くなることってないんじゃ?」
ということに思い至り、もうこれはご飯どころではない、とナースコールで助産師さんに来てもらい、再び陣痛室へ。
ちなみにこの移動、車椅子とか持ってきてくれるのかと思いきや、徒歩。
しかも病室が陣痛室から1番遠い場所で、この病室から陣痛室へ歩いて移動するのがかなり大変でした。
数10メートルは歩いたかと思います。
でも、付き添ってくれる助産師さんはすごく落ち着いていて、深呼吸して、とかいろいろアドバイスをくれました。今思うと、本当にこういうことが日常的だから助産師さんは落ち着いているんだな、と感じました。
再び陣痛室に入って見てもらうと、既に子宮口が全開になっており、赤ちゃんの頭がすぐそこまで来てる、と言われました。
陣痛が始まってから4時間、展開が速すぎて驚きました。
ここまで来るのにあと10時間はかかると思っていました。

しかし、ここからが長かったです。
分娩室に入ったら早い人で1時間、普通なら2時間くらいで産まれるらしいのですが、2時間経ってもいまひとつ赤ちゃんが出てこない。
仰向けになると陣痛が弱くなるからのようで、時間についてもあまり長くかかるのはよくないけど、帝王切開するほどではない、ということで陣痛促進剤を使って分娩続行。
このとき陣痛促進剤使用同意書にサインをしたのですが、陣痛の痛みでヘロヘロ状態だったので、後で字を見たらミミズがのたくったような字になっていました。かろうじて自分の名前が判別できるくらいの感じでした。
それから1時間、何とか無事に娘が生まれました。
生まれてすぐ目が開いていたのはちょっと驚きました。
陣痛が始まってから約7時間の安産で、そこまで体力を消耗することなく出産できてよかったです。
お医者さん曰く、初産だと陣痛開始から30時間以内に出産できれば安産ということでしたが、出産直後はあの痛みで安産なのか……難産だとどうなるんだ……と思ったりもしました。
同室だった別の妊婦さんは28時間かかったと言っていて、相当大変だったようなのですが。

余談。
母親学級で初産は20時間くらいかかるのが普通、くらいに言われていたので、私が陣痛室に入ったくらいのときに夫は一旦帰宅して、親に連絡したり家の片付けをしたりしていました。
でも家に帰ったらすぐに病院から電話があって、もうすぐにでも生まれるから病院に来て、と言われて急いで病院に駆けつけてみたら、そこから3時間待たされ……ということで、この待ち時間は辛かったと言っていました。
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出産日記~妊娠後期~ [エッセイ]

この時期はとにかく体が重い・動かない、と日々思っていました。
階段の上り下りは2階分になると息切れ、何もしていないで横になって寝ているときでも動悸が激しくなる、体重が増えた分、負担がかかってすぐに膝がガクガクする、など地味に辛い症状に襲われました。
寝ているときも寝返り打つだけで辛いですし、お腹が重くて仰向けには寝られない、胎動が大きくて眠りが浅い、夜中に必ず1回はトイレに起きる、などなど妊娠中のマイナートラブルとして知られていることでも、実際に体験すると辛かったです。
また、臨月に入る前まではウォーキングを続けていましたが、突然生まれてしまうかも……という心配もあったので、妊娠9ヶ月目は1時間くらいまでウォーキングの時間を減らしました。
臨月に入るまでは、検診は徒歩で病院に通っていましたが、さすがに臨月は体が重くてタクシーを利用したり、可能だったら夫に送ってもらったりしました。
その他、私は子宮筋腫が子宮の外側についているタイプだったので、8ヶ月くらいからは子宮筋腫のところだけポコッと膨らんでいるように見えました。
最初はそれが頭かと思って撫でていたりしてましたが……検診のとき先生に、
「筋腫が見えてるね~」
と言われて、頭じゃなくて筋腫なんだと気付きました。

名前問題
子供が生まれる前に決めておかないといけないことの1つに、名前があります。
そして現在、子供に読めない名前を付けることに対していろいろと言われています。
私自身読めない名前だった(というより読んでもらえなかった名前だった)こともあり、子供はちゃんと読んでもらえる名前がいいな、と思っていました。
いろいろな読み方を推測できるものでもなく、これ以外読み方はない、という感じの。
例えば、名前が「花子」のような、「はなこ」としか読みようがない、というような。
「佳子」だと「けいこ」とも「よしこ」とも読めるので、そういうのもない方がいいな、と。
私が学生だった頃は、子供に読めない名前を付けるということがまずない時代で、クラスでも読めない名前だったのは私くらいだったように記憶しています。
ただ、名字も名字で珍しかったので、名前で呼ぶ人など両親くらいのものでしたが。
名前が珍しいことで得をしたこと、損をしたことについてはかつて記念企画に書きましたが、今もってちょっと困っているのは、病院などの呼び出しで名前を正確に読んでもらえないこと。これって自分なのかな?と考えてしまうことが度々あります。
幸い今の名字が旧姓よりもさらに珍しいものなので、自分だと判断できるという部分もありますが、佐藤とか鈴木とかものすごく数の多い名字だったら更に困っていただろうと思います。
ということもあり、子供の名前は夫と2人で、確実に読める名前でキラキラネームじゃなくて変な意味にとられることもない名前を決めたいな……と思っていたのですが、夫は、
「もう20年くらい前から女の子が生まれたら子の名前にするって決めていた。」
と主張。普段は私の意見を飲んでくれることの多い夫なのですが、この名前に関しては本当に折れなかったです。
姪がこの夫の主張する名前と発音が近く、混乱するから止めようよ、と言ってみても、
「それは向こうが真似しただけで、俺は昔から決めてた。」
と折れる気配は全くなし。
結局、生まれてくるのが女の子だったら夫が決めた名前、男の子だったら私が決めた名前、ということで妥協しました。私が決めた名前が、たとえ光宙(ピカチュウ)でも文句は言わない、ということで。
それでまぁ、結果的に女の子が生まれることになったので夫が決めた名前になったわけですけども。
今となっては、
「男だったらシンジ、女だったらレイにする。」
とか、
「男でも女でも潮(うしお)にする。」
とか言い出さなかっただけましかな、と思うようにしました。
名前としてはどこにでもある発音ですし、一番一般的な漢字を使いますし、読み方もそうとしか読めないですし、季節的な意味でも間違ってないですし。

性別に対する思い
名付けに関することもあって、夫は女の子が欲しいと言っていました。
私は名付けに関しては男の子が欲しいと思っていましたが、最初は女の子がいいと思っていたというのもあり、どちらでもいいと思っていました。
実両親、特に母は娘がいて本当によかった(多分、愚痴と旅行の相手として)と日々言っていたり、将来は親子三代で旅行に行く気満々だったというのもあり、女の子が欲しいオーラを出していました。
義両親は、私が出産するまで内孫がいない状態だったのと、跡取りについて古い考えを持っているため、男の子が欲しいオーラを出していました。
まだ性別が判明していなくて、たまたま私が用事で義実家を訪ねた時、お腹で結構動くんですよ、と話したら、義父「それじゃあ男の子だな。」
義母「動くなら男の子だね。」
と声を揃えて言ったときは、あぁ本当に男の子が欲しくて跡取りにって思ってるんだな……と感じました。
私自身初産なので、どの程度動くのが男の子なのかなんて比較対象がないから何とも言えないわけですが……
言った後は決まって、
「どちらでもいいんだけどね。」
と言うのですが、男の子が欲しいと思っているのは誰の目から見ても明らかでした。
また別の日、せっかちな義父は、
「もし男の子が生まれたら五月人形はどうする?」
とか言い出したりして、4月末に生まれるのだから、生後1週間レベルで五月人形も何も……とちょっと呆れるような出来事もありました。
この話をしたら、さすがに実母も引いていました。
性別がわかった後の義両親は、
「1人っ子だとさびしいから、2人目を……」
とよく言うようになりました。
これは実両親にしても同じなのですが、1人目が産まれていないのに、なぜ2人目の話をするのだろう?、とはよく思いました。
私としては、2人目も欲しいとは思うけど、1人目でどの程度疲れるのかなどがわからないと何とも言えないな……と思うわけで。
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出産日記~妊娠発覚から妊娠中期~ [エッセイ]

前回の話のようにいろいろと計算した結果、妊娠が判明したのが9月初旬。
体調が特におかしいというわけではなかったものの、毎月正確な生理が2週間なかったので、これは妊娠したかな……と思って検査薬を買いに行き、調べてみたら陽性。
最近の検査薬はかなり正確で、陽性が出たらほぼ間違いないらしいのですが、念のためもう1回調べてみようということで調べてみても、やはり陽性。
これは間違いないなってことで翌日病院に行ってみたら、妊娠6週ということでした。
このとき言われた出産予定日は4月中旬くらいで、3週間後くらいになればより正確に予定日がわかるということで後日調べてもらったら、少し遅れて予定日は4月下旬ということでした。
計算通り早生まれではなく4月生まれになる!、ということで、正に計画通り。
ただ、早産になってしまうと早生まれの可能性もあるわけで、その辺りは極力避けられるようにしていかなかいとな、と思いました。
当たり前のことですが、タバコの煙などは吸い込むと早産の可能性が上がるということで、とにかく喫煙所のある場所に近付かないとか、その辺りをいろいろと努力しようと。
ちなみに、本気で早生まれにしたくない人は、早産になってもある程度平気なようにあえて5月生まれになる計算で作る人もいる、とのこと。
私の場合は4月下旬が予定日だったので、2~3週間早くても大丈夫だったのは、運がよかったのかもしれません。

妊娠初期~つわり地獄~
妊娠が確定してから数日後から、徐々につわりが始まりました。
最終的に吐いたのは1度だけでしたが、寝ているとき以外、意識があれば常に気持ち悪いという状態は何かの罰ゲームか、と日々思っていました。
寝ても覚めても、お腹がすいても、お腹がいっぱいでも気持ち悪い、もうどうしろ、と。
唯一気持ち悪さが軽減されるのが、何かを食べている最中に少し空腹が満たされたと感じた時の約5分くらいだけ。それ以外の意識がある間は常に気持ち悪かったです。
生まれてこの方二日酔いになったことはなかったものの、常に胸がムカムカしつつゲップがしたい状態になり、どうもこれが二日酔いの状態に似ているらしい、と後々知りました。
つわりが終わった16週まで約2ヶ月半、きつかったです。
妊娠悪阻とまでいかなかっただけでもよかったのかもしれませんが。

つわりが始まると食べ物の好みが変わる、というのはよく耳にしていましたが、それはもれなく私にも起こりました。ただ、やはりそこは個性が出るみたいで、一般的に言われていることと、自分に当てはまることには差がありました。
一般的に言われていて当てはまったのは、甘いもの全般がダメになること。
普通の食事で塩気のあるものを食べた後より、甘いものを食べた後の方が数倍気持ち悪くなっていました。
ただ、味やのど越しは妊娠前と変わらず、食べ終わった10分後くらいに強い気持ち悪さがやってくる、という面倒なものでした。
甘いものだって食べたいのに、食べたら気持ち悪くなるから食べられない、という。
この法則がわかったときは、かなり残念な気持ちになりました。
また、唯一味もダメになったのが、日々飲んでいた午後の紅茶ストレート。
いつも飲んでいるものと似ているけど違う味に感じられて、飲めなくなりました。
冷蔵庫に買い置きが山ほどあったのに、それを消化できないというのが辛かったです。(放っておくと夫に飲まれてしまう)
つわりでダメになるもので当てはまらなかったのは、炊いたご飯の匂いと揚げ物。
炊いたご飯の匂いについては義姉から何度も言われていましたが、全くもって問題なかったです。
揚げ物も普通に食べられました。
その他、

・同じ食べ物を2食連続で食べられない
・甘いものは飲み物にも影響して、甘い味の付いている飲み物(0カロリーの炭酸やスポーツドリンク)も
ダメ
・でも、果汁100%のジュースは平気
・果物だったらある程度甘くても平気だったが、少し食べ過ぎると気持ち悪くなった

などがあり、本当に何という罰ゲームなのか、と感じる日々でした。
その後、つわりがなくなると食べ物の好みは元に戻りました。
つわりは現在もなぜそういう状態になるのかわからないと言われていますが、私自身体験した感じだと、

・胎児に必要ではない栄養を取らないように体が変化する

という説を信じたくなりました。
砂糖はカロリーがあっても栄養はないから妊娠中は取り過ぎない方がいいと言われていますし、同じものを2食続けて食べられないのは、別のものを食べなさいよ、と言われているように感じたもので。
果汁100%や果物が平気だったのは、ある程度ビタミンを取った方がいいからかなぁ、とか。
そんなことを感じていました。

妊娠中期~子宮筋腫の痛み~
妊娠する前から健康診断で子宮筋腫があるというのは知っていました。
健康診断のときは、そこまで大きいものでもないし、経過を見守りましょう、ということだったので、そこまで気にしてはいませんでした。
月経不順などもなく、筋腫が子宮の外側にあるタイプだったので妊娠の邪魔にはならないため、放っておいても平気でしょう、と言われていたということもあり。
ただ、妊娠がわかったときに担当の先生から、
「妊娠が進むと筋腫が子宮と共に大きくなって、他の臓器や骨を圧迫して腰痛になることもあります。逆に
子宮に血液を奪われて小さくなって、そのときに痛みが出るかもしれません。そのときは痛み止めで大丈夫
だと思います。」
と言われていました。
それをほぼ忘れかけていた18週目くらいで、後者の症状が出ました。
最初は脇腹が酷い筋肉痛になったような、引きつれたような痛みを感じて、それが翌日に悪化。
立っても座っても横になっても痛くて、座椅子の背を少し倒して仰向けになっていると若干楽になるかな、という感じでした。
そのときは夜も眠れなくて2時間毎に目を覚まして、壁にもたれかかりながら仮眠するような感じでした。
これ以上悪化したら病院に行こう……と思っていたら、その翌日はまだ痛いものの若干痛みは引いて、夜も4時間くらいは連続して眠れるようになりました。
その翌日も症状は軽くなって、2日後には検診があるから、そのとき先生に聞けばいいかな……と思って、そのまま日常を過ごしました。
そして、検診の日。
先生に聞いてみると、
「ああ、これは筋腫ですね~大体1回の妊娠で1つの筋腫につき1回痛くなって、1週間くらいで治りますよ~もう痛くないなら平気ですね~赤ちゃんに何かあるときはお腹の真ん中が痛くなりますから、脇腹が痛くなっても問題ないですよ~」
とかなり軽く言われてしまいました。
慣れたものなんだな……と感じました。
そして、先生の言葉通り、痛みはそのまま消えていき、特に痛み止めなどを飲むこともなく過ごすことができました。
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出産日記~妊娠・出産の決意~ [エッセイ]

これから全5回に分けて妊娠・出産について書いていきます。
書いてあることは全て私自身の独断と偏見によるもので、一般論とかけ離れていることもあるかと思いますし、一部不快に思われる方もいるだろう表現もあるかと思います。
具体的に言うと、私は出来る限り自然に出産できたらいいと思うけど、少しでも危ないことがあったら躊躇なく現代医療に頼ればいいと思っている医療派。自宅出産などをを考えられている自然派の方とは、相容れないところも多いかと思いますので。
その辺りを気にされる方は、スルーしてください。

妊娠・出産を決意するまで
結婚当初、子供を作るつもりはほぼありませんでした。
金銭的なことではなく、夫婦だけで老後まで一緒に暮らすのがいいなぁ、と漠然と考えていたということと、まず最初の1~2年は夫婦だけで暮らしたいと思っていたという2点で。
また、出来ちゃった結婚が上手くいかない理由の1つとして、夫婦だけで暮らす期間が短いから、と指摘されていたり、実際私の周りで出来ちゃった結婚をした人で客観的に見て幸せそうだと思える人が皆無だったこともあり、まず最初は夫婦だけでのんびり暮らしていこう、と。
端的に言えば問題を先送りにしたままに過ごしていたとも言えます。

その考えが変わってきたのが、結婚4年目くらいのとき。
理由はいくつかあって、それを箇条書きにするとこんな感じです。

・夫婦の年齢的な問題
夫は私より6歳上なので、子供の運動会で自分だけ年がいっていたり、子供が成人するときにヨボヨボだったりするのはかわいそうだから、そろそろ作ってもいいんじゃないの?、と夫。
私も高齢出産の域に達していないものの、産むなら早い方がいいだろう、とは思っていました。
夫婦で話し合って、それじゃあ子供を産んでみようか、と決めました。

・義両親からのプレッシャー
全く悪気がないだけにたちが悪いタイプのプレッシャーでした。
義姉は出来ちゃった結婚で女の子が1人だけ、それ以外に孫がいないので跡取りがいないってことが義両親、特に義父にとっては早くどうにかしたい問題のように見えました。
義父はせっかちな上に思い付きで物を言う癖があるので、本人は言っているつもりがなくても、失言をポロポロ言ってしまう人。うっかり失言があると夫がちゃんと怒ってくれるものの、こういう性格ってのはもう直らないものです。
さすがに私に対しては気を遣っているのか、妊娠・出産について直接言わなかったものの、夫に対して、「大人になって熱が出たことあるんだから、病院で検査してこい。」
とか言ったり。これ、義父本人は言ったことを記憶していないんです。
そう言おうと思ったこともある、くらいにしか記憶に留めていなくて。
実の息子でもそれは言ったらいけないんじゃ……ってことは、他にもいろいろ言われていたらしいです。
多分、私に対しても何か体に欠陥があるんじゃ……と疑っていたのでは、と思われる部分もあり。
それ以外にも、本人は言ってないつもりでも、近所の家の子供の話とかを繰り返し繰り返し話すようになって、見えないプレッシャーは日に日に大きくなっていっていました。
「○○に住んでる××さんは結婚7年目でやっと子供ができてね。だからまだできなくても心配しなくていいよ。」
とか。もう数十回は聞いた話。
出来ないんじゃなくて作ってないんだよ、というのは言えず。
そのうち、それだったらもう、私の中では産んでいろいろ証明してやるよ!というくらいの勢いになっていました。

・子供を産んだ人の話をいろいろ聞いて
「私も子供を育てられるなんて思わなかったけど、動物好きなら大丈夫だよ。」
とかつて2人の子持ちの方から言われたことがありました。
基本的に小さいうちは動物と似たようなものだから、と。
また、幼児教室で働いていた中で、子供って本当に親そっくりに育つというのが見えましたし、ある程度子供の扱いにも慣れたので、まぁ私と夫の子供なら大丈夫かな、と思えたというのもあり。
それらのことがいろいろと混ざって、じゃあ子供を産んでみようか、ということになりました。
ただ、子供を産むにあたって最初から決めていたことがありました。
それは、子供の誕生日を4月からせめて9月までの間にすること。
これは幼児教室で働いていたことと、今までの人生経験から、早生まれになるとその時点でそれがハンデになるというか、4月生まれだとそれだけでアドバンテージを取れるというか、とにかく4月生まれ(特に女の子)の成長の早さというのを目の当たりにしていたというのがありました。
小学校高学年くらいになると、生まれ月に関係なく頭のよさ・運動神経のよさが目立ってきたりするのですが、子供が小さいほどやはり生まれ月による成長の違いは大きいです。4月生まれと3月生まれで約1年違うということは、学ぶ時間も4月生まれが約1年多いということで、事実スポーツ選手は4月生まれの方が絶対数が多いと言います。
また、大学から社会人にかけて出会った女性の中で、大学は浪人して入ったという人の多くが早生まれだったというのも昔から引っ掛かっていたことで、とにかく早生まれにはさせたくない、と思っていました。
子供の生まれ月というのは、両親側である程度コントロールできるものなのですから、これはしっかり計算して狙うべきだろう、と最初から考えていました。
高齢出産の域に入るまでにはまだ時間があり、不妊治療をしていて少しでも早く妊娠したいということでもなかったので、まずは4月生まれを狙ってみよう、と思っていたわけです。

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打ち切りのない漫画雑誌 [エッセイ]

連載作品が掲載されている雑誌に付き物なのが「打ち切り」。
作者の体調不良などでやむを得ず打ち切りになってしまう作品もありますが、今回の話はそんな場合を除いた、作者が続きを描ける状態なのに人気が出なくて打ち切られている作品についての「打ち切り」の話です。

打ち切りシステムが1番はっきりしている漫画雑誌と言えば、真っ先に思いつくのが週刊少年ジャンプ。
アンケート至上主義とも言われますが、どんなに長い連載でも(一部除く)、話がどんなに中途半端でも、人気がなければ即終了。
「BAKUMAN」によれば、人気というのはアンケートで20作品中12~13位以内くらい、コミックスの発行部数が50万部以上というのが指針らしいですが、このラインを割ると雑誌でも明らかに掲載位置が後ろに来るとか、カラーがないとか、結構あからさまな感じになります。
これは他の漫画雑誌でも割とよくあることで、人気がなければ打ち切られる、というのは半ば常識のようなものでした。

しかし、これに当てはまらない漫画雑誌というのも存在しました。
有名なところだと、コミックバンチの初期、私が読んでいた雑誌だとブレイドの初期が打ち切りのない漫画雑誌でした。
極論すると、読者よりも作者の方を大切にする雑誌とでもいうのでしょうか、作者が納得するまで続けていい、人気がなくてもすぐには打ち切らないで様子を見る、そんな方針でした。
それが結局どうなったのかというと、その方針は長くは続きませんでした。
ブレイドの方がより長く打ち切りをしない方針を続けていましたが、その当時のブレイドを思い返すと、全体的にぬるま湯だったな、という印象です。
いつ終わるかわからないような緊張感がなかったな、と。
打ち切りがないというのは、中途半端に終わる作品がないということで読者にも優しかったですが、特に面白くもない作品を延々と読み続けさせられるという部分もありました。
ブレイドは打ち切りをしなかったという以外にも、アニメ化作品を無駄に連発したり、特に話題にもならなかったメディアミックス作品の連載が妙に増えたり、鳴り物入りで連載が始まった作品が次々と休載になったり別人が描いたり、といろいろと問題があった末に打ち切り作品を出すようになりましたが、たとえそういう騒動がなくても初期の方針はずっと続けられなかっただろうな、と今では思います。

全ての読者がそうだというわけではないですが、結局は、

最後まで作品を読みたい思い<<<<面白くない作品が延々と掲載され続ける苦痛

ということだったのではないかな、と思います。
人気作品であっても自分に合わない作品だったら読むのが苦痛になり、人気がなくても自分に合う作品だったらずっと続いてほしいと思いますが、作品の数からいったら、

人気があり、自分に合わない作品>人気がなく、自分に合う作品

となるのは必然で、いくら自分に合う作品を応援し続けても、その作品を応援する数が圧倒的に少なければ商品として市場ではあまり必要とされないわけで。
雑誌の売り上げそのものが下がり続けている中、ジャンプが他の雑誌に比べてそこまで部数を下げずにいられるのは、徹底して人気主義でやっているからなのだろうな、と感じます。
打ち切り作品を出さない方針というのは理想論でしかなかったのだな、と実感しました。
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結婚の理想と現実 [エッセイ]

以前記念企画で「理想の結婚相手」というのを書きました。
該当記事は今回再録しなかったのですが、実際に結婚して相手はどれだけ理想に近かったのかどうかを考えてみます。

①身長
理想:160~165くらい。自分より高く、高すぎないくらい。身長差は10センチくらい。
現実:174。身長差25センチ。
いきなり理想とかけ離れていますが、身長差25センチなら特に問題ありませんでした。
むしろ、高いところにあるものを取ってもらえる、というメリットがあって、これはこれでよいかな、と感じています。
ちなみに、結婚式の衣装を決めるとき、身長差が25センチもあると同じ写真の枠内に入らないのでヒールは高くしましょうね、と言われて11センチヒールを履きました。

②学歴
理想:4年制大学卒。大学はある程度知名度がある。
現実:専門学校卒。
社会に出て、というより旦那さんと会ってわかったのは、頭の良し悪しは勉強(学歴)の良し悪しではない、ということでした。
理想を書いた当時は、誰も知らないような名前の大学に行ってる人も、逆にいい大学すぎても合わないから、同じくらいのレベルがいいなぁ、などと生意気なことを考えていました。でも、専門学校卒だって高卒だって根本的な頭の回転のよさを持ってる人はたくさんいて、そういう人が最終的には社会で生き残るんですよね。
いくら学歴が良くても、ニートになる人もいれば、定職につかない人もいるわけで。
以前働いていた会社では、大学院を出ているからって下手にプライド持っていて大卒をバカにしていたり、大卒は大卒で高専卒をバカにしている風潮があったりしました。
あの人は高専卒だから常識ないのかねぇ、みたいなことを聞いたときは、その考えどうだろう、と思ったものです。
つまりは、学歴があまりよくなくて頭の回転がいい人は、ただ勉強しなかっただけなんだな、と(爆)
なお、マジックアカデミーとかの学問の問題では、旦那さんの成績はあまりよくないです。
たまに、びっくりするようなことを知らなかったりします。
明治維新の年を知らなかったり、貧窮問答歌を詠んだのが誰かを知らなかったり、古文が得意だとか言いながら私より方丈記の暗唱ができなかったり、といろいろネタには事欠きません。
でも、妙に雑学に強かったり、やたらとアニメに詳しかったり。
多分、私と同じだけ勉強していたら、もしくは予備校に行くなり何なりでちゃんと受験勉強していたら、普通に大学出てたと思います。
大卒・院卒がうようよいる職場で特に問題なく普通に働いているのがその証拠ではないかな、と。

③エニックスに対する知識
理想:それなりに知っているけど、私より知っていてはいけない。漫画とゲームに理解はある。
現実:同上
漫画とゲームに対する理解としては、誰よりも高いんじゃないかというくらい寛容です。
とらのあなでコミックス20冊くらい買っても持ち運んでくれますし、いくら本を買い込んでも捨てろとは言いませんし。逆に私が旦那さんのガンプラを許容している、というのはありますが。
休日もお互いのゲーム時間があって、集合時間を決めて、それまではお互いにそれぞれの部屋でゲームをプレイしたりしてます。

④お酒とタバコとギャンブル
理想:お酒は強い、タバコは吸わない、ギャンブルはしない
現実:お酒は強い、タバコは吸う、ギャンブルは隠れてやってる
お酒は私も強いので、飲めない人だったら辛かったかも、と思います。
付き合う前のことですが、2人で朝までお酒を33杯飲んだという記録があります。
タバコはもちろん吸わないのがよいですが、家の中では絶対に吸わない、外に出かけるときは携帯灰皿を常備、を守っているので許容しています。
逆に、旦那さんの両親から、タバコをやめるように言ってくれ、と言われているくらいで。
ギャンブルもしないのに越したことはないですが、それで家計を圧迫することはないので、ゲームと同じようなものだと思っています。
負けたからといってお金をせびるわけでもないですし、勝ったら勝ったで何かご馳走してくれますし。

⑤年齢
理想:±5歳まで
現実:+6歳
理想の年齢を書いた段階では気がつかなかったことですが、私は年下を恋愛対象として見られない体質でした。どうあがいても、年下は弟みたいなもので、恋愛対象にはなり得なかったです。
そうなったときの理想は+5歳まで、となりますが、現実はそれを更に上回りました。
ここまで離れると話が合わないからつまらない、と思っていたのですが、趣味が同じなので世代格差は感じてもつまらないわけではなかったです。
現在進行形でプレイしているゲームがあったり、読んでいる漫画があれば、その話ができるわけですし。
趣味が同じだったら、年齢はあまり関係ないのかもしれません。
さすがに2桁離れるときついかもしれませんが。

⑥容姿
理想:見るに耐えない顔でなければ。童顔系がよい。
現実:見るに耐えない顔じゃない。系統不明。多分顔は濃い。
結婚式場の衣装係の人とかに、
「学生時代は柔道やられてましたか?」
と数人に聞かれたくらいの体格で、普通のお店じゃ普段着も何も買えないのが困る、という旦那さん。
私が旦那さんの後ろに立ったら、陰に入って見えなくなるくらい体格差があります。
見るに耐えない顔じゃない、でも美形ってわけでは決してなく、まつげは長いなぁ、と日々思うよくわからない感じです。
「芸能人で伊集院光が好きだっていうのは、見た目を含めてのことですか?」
と聞かれたこともありますが、そんなつもりはなかったです。

それとは別に、私はなぜか顔が長い人、しゃくれている人を見ると、
「どうしてこの人は顔が長いんだろう?」
「どうしてこの人はしゃくれているんだろう?」
と、意味もなく考えてしまうので(答えが出るわけでもないのに、ずっっと考えてしまうのです)、少なくとも旦那さんはその系統の顔ではなかった、ということでしょう。
結婚してわかったのは、
「何かされたときに、格好いいから許す、と思えなければ、顔なんて二の次。」
ということでした。

⑦性格
理想:ルヴァ様とミッターマイヤーを足して2で割った性格
現実:年がら年中からかってくる、でもフォローもする
付き合っていたときは、人の言うことよく聞いているし、優しい人だと思っていましたが、結婚してから、あれは相当演じていたものだったな、と感じました。
結婚したら、まぁ毎日のようにからかってくるし、私も私でツッコミをいれずにはいられないので、毎日毎日ローキックを繰り返しています。
でもまぁ、怒鳴ったりしないですし、手をあげてくることもないので、これはこれでよかったのかなぁ、とも。
ただ、ものすっごい天邪鬼なので、Aを出せばBがいいと言うし、Bを出したらAを取るような人でいろいろと苦労はしています。
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打ち切りカウントダウン [エッセイ]

漫画雑誌の連載でほとんどの作品が晒される「打ち切りの恐怖」。
打ち切りというのは客観的に見て「コミックスの売り上げが悪い」「アンケートの結果が悪い」などの結果が反映され、コミックスとしてはあと1巻分しか出せないから、その残りページ数分で話をまとめなければならない、でも風呂敷を広げすぎてまとめるにまとめられない、など漫画家さんにとってはかなり不本意な形で作品が終了することも多いです。

そして、読者もその雰囲気を感じ取ることがあります。
それは出版社、雑誌によって多少異なるので、私はスクエニ系の雑誌を全て読んでいるということから、スクエニ系雑誌で打ち切られるまでの様子を、今回はレベルで表してみます。
あくまで主観ではなく、客観的に見たときの評価です。

レベル1 表紙・巻頭カラーがない 打ち切り可能性10%
この時点ではまだ打ち切りの可能性は低いです。
表紙・巻頭カラーは雑誌の看板作品、過去に実績のある作家さんの新連載、人気のある原作付作品(ゲーム原作含)の新連載が飾るもので、これがないからといって即打ち切りということはまずありません。
ただし、かつては表紙・巻頭カラーを飾ることもあったけど最近はない、という場合は徐々に人気が下降しているものと考えられ、いずれは打ち切りになる可能性を秘めています。

レベル2 掲載順位が常に後ろの方 打ち切り可能性30%
ジャンプではあからさまに人気のない作品の掲載順位が下がっていきますが、スクエニ系では厳密にそうだとは言い切れません。センターカラー作品が後ろの方に来ることもあれば、4コマ作品などの少ないページ数の作品はあえて後ろの方に持ってきている場合があります。
しかし、人気のある作品・プッシュしている作品の掲載順位が前の方だということも事実なので、昔は掲載順位が上だったけど徐々に下がってきた場合は、打ち切りの可能性を含んでいます。
3回連続で掲載順位が下から5番以内、辺りにいると危機感を覚え始める感じです。

レベル3 センターカラーがない 打ち切り可能性50%
スクエニ系雑誌の場合、コミックス発売記念、新展開突入記念などでセンターカラーになる場合が多いです。話の区切りがついたところでは新規読者の獲得が見込めますし、センターカラーで作品が目立てばコミックスの販売促進につながります。
しかし、裏を返せば、新展開に入ってもコミックスが発売されてもセンターカラーがないということは、雑誌として既に売る気がなくなった作品とも言えます。
ただし、1回の掲載ページ数が多い作品はコミックス発売間隔が短く、コミックスが出る度にセンターカラーになると間隔が短すぎるので、コミックスが出てもセンターカラーにならない場合があります。
また、オムニバス作品など、ストーリーにあまりつながりのない作品は「新展開」というはっきりとした区切りがないため、センターカラーにならない場合があります。
コミックスが2冊出て、連続でセンターカラーがない場合は打ち切りの可能性が高くなります。

レベル4 コミックスに帯がない 打ち切り可能性70%
最近は人気作品だけでなく、どんな作品でも大抵はコミックスに帯がつくようになりました。
人気作品だと、帯+本誌連動プレゼント企画などがついてきたりしますが、帯がついているうちは「コミックスを売ろうとしている姿勢」が見えます。
しかし、帯がないとはっきり「このコミックスは売る気がない」と判断できます。発行部数もかなり抑えられていて、漫画専門店でも平積みで見ることができないレベルであったりします。
本誌では話として打ち切りの気配がなくても、そろそろ何かありそう、という雰囲気が漂ってきます。
コミックスに帯がつかなくなってから3巻以上続いた作品を、私は知りません。

レベル5 話の展開が急に速くなった 打ち切り可能性90%
レベル4に加えて、今まで張ってあった伏線を大量に回収し始めた、さまざまな問題がいきなり解決し始めた、急速な謎解きが始まった(過去編開始含む)、なども打ち切りの危険性が高いです。
この状態に入ると「既に打ち切りが決定していて、話をどうにかまとめようとしている」段階である可能性が非常に高いです。この状態に入ると、長くてもコミックス2巻程で連載が終了すると考えてよいです。
打ち切りとは関係なく、円満終了の作品でも過去編終了後にラスボス戦があって最終回、は定番ですが。

レベルMax 雑誌掲載時の最終ページの柱に「次回クライマックス」と書いてある 打ち切り可能性100%
次号予告のページに「次回、感動の最終回!」と書いてあったら決定的です。
最終回のときに巻頭カラーがもらえれば看板作品、センターカラーなら中堅作品、予告ページに絵入りの最終回予告があったら底辺をさまよっていた作品、作品名の後ろに(最終回)と書かれているだけなら最底辺の作品、というような感じでしょうか。
ガンガンJOKERではこの予告すらなくいきなり最終回になるパターンも多々あり、驚かされることがあります。
ゼロサムでは最終回予告は出るけど、最終巻が紙媒体で発売されない(電子版のみ)、というパターンもあり、最終回にカラーがついていなかったら打ち切り作品だという判断をしてもいいくらいではあります。

底辺付近の作品の場合、「○○先生の次回作にご期待ください」と書いてあっても、掲載誌で再度連載が始まることはまずありません。発行部数の少ない雑誌やWEB媒体への島流し、増刊でカラーなし読み切り、新創刊の雑誌でやり直し、などなど人気商売の厳しさを感じさせてくれる展開が待っています。
最近は絵が上手ければ原作のある作品のコミカライズの作画担当になる場合も多々ありますが、同じ雑誌でオリジナルでの連載をもう1回させてくれるようなことはあまり見かけなくなりました。
こういった作品ほど、最終回はかなり哀愁漂う感じに仕上がっています。大抵の場合は「まだ戦いは始まったばかりだ!」といったところで終わります。主人公行方不明、というパターンも多いです。
ただ、あまりにも急速な打ち切りだと、作者の中で何かが弾けたのか、ものすごいアンハッピーエンドや開き直ったギャグ展開で読者の心をつかむ場合も稀にあります。
こういった作品は次回作で化けてくれる可能性があるので、本当に次回作に期待が持てることもあります。
それに、原作がつくとものすごい力を発揮するタイプの作家さんもいて、原作越えではないかくらいの作品が出てくることもままあり、そうなるとコミカライズ終了後に再びオリジナル連載で帰ってくることもあります。

スクエニ系の雑誌では、1巻発売までは雑誌全体で作品を推す雰囲気があり、掲載位置も前の方で、1巻発売時は必ずセンターカラー以上の扱いをしてくれます。
しかし、売り上げがあまりよくないと、早ければ2巻に帯がつかなくて全3巻完結とか、全2巻で完結という壁がやってきます。新人の作家さんはこの壁を越えられない場合が多いです。
この全2巻の壁を乗り越えても、全4~5巻の壁があり、コミックスに増刷がかかるとか、おそらく水面下でメディアミックスの可能性があるとかがないと、これ以上の伸びしろがないと判断されて打ち切られることが多々あります。すでにヒット作を出したことのある作家さんの次回作、みたいなものでこの壁を越えられずに終わってしまうパターンは多いです。

その代わり、この壁を越えられると、コミックス10巻前後くらいまで連載が続いて円満終了に持っていける確率がグッと上がります。
最近ではアニメ化などのメディアミックス後、ほどなく完結に持っていくパターンが多いように感じます。その場合も打ち切り作品のような急展開ではなく、じっくり終わる方向に向けて話が進んでいくので、きれいに終わってくれることが多いです。
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愚痴 [エッセイ]

ある日のお昼休み。
某所でお昼ご飯を食べていると、隣に2人組の女性が座って話を始めました。
何とはなしに聞いていると、どうやら同じお店で働いている女の子がどれだけ無神経に仕事をしているか、というのを片方の女性が一方的に愚痴っていました。
片方の女性はたまに相槌を打つだけで、とにかく聞くだけ。あまり楽しそうではありません。
その様子を聞いていて、私も同じような境遇に陥ったことがあるな、と聞くだけになっている女性に対して同情しました。

他人と関わって生きているとそれだけでストレスというのは蓄積していきます。
今までの経験から、女性はそのストレスを話すことと食べることで発散しようとする傾向にある、と感じます。なので、あまり連絡のなかった女の子から、
「今度飲みに行こうよ。」
と誘われるときは大抵、
「あぁ、また愚痴を聞かされるんだな。」
と思うようになりました。
私が愚痴をこぼすときにも同じことが言えますが、女の子の愚痴っていうのはただ聞いてほしいだけで、特にそれに対してアドバイスを求めているわけではありません。
でも、生返事で聞かれるのも嫌、という状態で、ある程度親身になった相槌と、ちょっとした肯定意見と、事情を聞く軽い質問(その人とはいつから一緒に仕事をしているの?とか)があればいい、という状態です。
基本的に女の子はおしゃべりなので、相手が一方的に話すだけ、の状態になるとさして楽しくなくなってしまいます。
たまに喫茶店で男の方が一方的に話しているカップルを見かけますが、大抵女の子はつまらなさそうです。
そして、愚痴が最高潮に達したときに必ずと言っていいほど出て来る決まり文句は、
「そのとき何て言ったと思う?」
です。
「そんなのわかるわけないじゃん。」
っていうのが本心ですが、愚痴を聞いているときに話している相手を否定したり、愚痴の対象になっている人をフォローしたりすると愚痴が倍の長さになるから大変です。
「それはわかってるけどさ……」
と更なる愚痴が続きます。
極論してしまうと、小学校のときの友達の悪口で盛り上がるのと同じレベルで、悪口の対象になる人を同じように否定してもらいたい、というところに行き着くのではないかな、と思います。

また、こういうときによく思い出すのは、学生時代にケーキ工場でバイトをしていたときにいたあるおばさんのこと。とにかく人の悪口ばかり言っている人だったのですが、いざその人がいなくなると他の人が一斉にその人の悪口を言い始めるのです。
なので、ここで愚痴っている分、あなたも同じだけ誰かに愚痴られているのではないかな、とふと思ってしまいます。因果応報とは正にこのことか、と。
それでもって居酒屋などで数時間愚痴を聞かされた後の支払いは割り勘、というのがいつも納得できないところだったりします。なので、私は相手がしゃべっている間に飲みまくって食べまくるようにしています。
それで支払いが同じくらいで丁度いいと思うのですが、相手は相手で、
「一人で食べまくって支払いは割り勘ってどういうこと?」
と思っているのだと思います。
結局、どっちもどっち、ということでしょうか。
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