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出産日記~妊娠・出産の決意~ [エッセイ]

これから全5回に分けて妊娠・出産について書いていきます。
書いてあることは全て私自身の独断と偏見によるもので、一般論とかけ離れていることもあるかと思いますし、一部不快に思われる方もいるだろう表現もあるかと思います。
具体的に言うと、私は出来る限り自然に出産できたらいいと思うけど、少しでも危ないことがあったら躊躇なく現代医療に頼ればいいと思っている医療派。自宅出産などをを考えられている自然派の方とは、相容れないところも多いかと思いますので。
その辺りを気にされる方は、スルーしてください。

妊娠・出産を決意するまで
結婚当初、子供を作るつもりはほぼありませんでした。
金銭的なことではなく、夫婦だけで老後まで一緒に暮らすのがいいなぁ、と漠然と考えていたということと、まず最初の1~2年は夫婦だけで暮らしたいと思っていたという2点で。
また、出来ちゃった結婚が上手くいかない理由の1つとして、夫婦だけで暮らす期間が短いから、と指摘されていたり、実際私の周りで出来ちゃった結婚をした人で客観的に見て幸せそうだと思える人が皆無だったこともあり、まず最初は夫婦だけでのんびり暮らしていこう、と。
端的に言えば問題を先送りにしたままに過ごしていたとも言えます。

その考えが変わってきたのが、結婚4年目くらいのとき。
理由はいくつかあって、それを箇条書きにするとこんな感じです。

・夫婦の年齢的な問題
夫は私より6歳上なので、子供の運動会で自分だけ年がいっていたり、子供が成人するときにヨボヨボだったりするのはかわいそうだから、そろそろ作ってもいいんじゃないの?、と夫。
私も高齢出産の域に達していないものの、産むなら早い方がいいだろう、とは思っていました。
夫婦で話し合って、それじゃあ子供を産んでみようか、と決めました。

・義両親からのプレッシャー
全く悪気がないだけにたちが悪いタイプのプレッシャーでした。
義姉は出来ちゃった結婚で女の子が1人だけ、それ以外に孫がいないので跡取りがいないってことが義両親、特に義父にとっては早くどうにかしたい問題のように見えました。
義父はせっかちな上に思い付きで物を言う癖があるので、本人は言っているつもりがなくても、失言をポロポロ言ってしまう人。うっかり失言があると夫がちゃんと怒ってくれるものの、こういう性格ってのはもう直らないものです。
さすがに私に対しては気を遣っているのか、妊娠・出産について直接言わなかったものの、夫に対して、「大人になって熱が出たことあるんだから、病院で検査してこい。」
とか言ったり。これ、義父本人は言ったことを記憶していないんです。
そう言おうと思ったこともある、くらいにしか記憶に留めていなくて。
実の息子でもそれは言ったらいけないんじゃ……ってことは、他にもいろいろ言われていたらしいです。
多分、私に対しても何か体に欠陥があるんじゃ……と疑っていたのでは、と思われる部分もあり。
それ以外にも、本人は言ってないつもりでも、近所の家の子供の話とかを繰り返し繰り返し話すようになって、見えないプレッシャーは日に日に大きくなっていっていました。
「○○に住んでる××さんは結婚7年目でやっと子供ができてね。だからまだできなくても心配しなくていいよ。」
とか。もう数十回は聞いた話。
出来ないんじゃなくて作ってないんだよ、というのは言えず。
そのうち、それだったらもう、私の中では産んでいろいろ証明してやるよ!というくらいの勢いになっていました。

・子供を産んだ人の話をいろいろ聞いて
「私も子供を育てられるなんて思わなかったけど、動物好きなら大丈夫だよ。」
とかつて2人の子持ちの方から言われたことがありました。
基本的に小さいうちは動物と似たようなものだから、と。
また、幼児教室で働いていた中で、子供って本当に親そっくりに育つというのが見えましたし、ある程度子供の扱いにも慣れたので、まぁ私と夫の子供なら大丈夫かな、と思えたというのもあり。
それらのことがいろいろと混ざって、じゃあ子供を産んでみようか、ということになりました。
ただ、子供を産むにあたって最初から決めていたことがありました。
それは、子供の誕生日を4月からせめて9月までの間にすること。
これは幼児教室で働いていたことと、今までの人生経験から、早生まれになるとその時点でそれがハンデになるというか、4月生まれだとそれだけでアドバンテージを取れるというか、とにかく4月生まれ(特に女の子)の成長の早さというのを目の当たりにしていたというのがありました。
小学校高学年くらいになると、生まれ月に関係なく頭のよさ・運動神経のよさが目立ってきたりするのですが、子供が小さいほどやはり生まれ月による成長の違いは大きいです。4月生まれと3月生まれで約1年違うということは、学ぶ時間も4月生まれが約1年多いということで、事実スポーツ選手は4月生まれの方が絶対数が多いと言います。
また、大学から社会人にかけて出会った女性の中で、大学は浪人して入ったという人の多くが早生まれだったというのも昔から引っ掛かっていたことで、とにかく早生まれにはさせたくない、と思っていました。
子供の生まれ月というのは、両親側である程度コントロールできるものなのですから、これはしっかり計算して狙うべきだろう、と最初から考えていました。
高齢出産の域に入るまでにはまだ時間があり、不妊治療をしていて少しでも早く妊娠したいということでもなかったので、まずは4月生まれを狙ってみよう、と思っていたわけです。

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